今回はハマチをサンガ焼きにしようかと思いまして。
サンガ焼きっていうのは、なめろうを焼いたモノです。
サンガ焼きを作ろうと思うと、必然的に
刺身にする
↓
なめろうを作る
↓
サンガ焼きにする
という過程をこなさないといけないワケです。
と、いうワケで
まずはサク取りしてからキッチンペーパーとラップで巻いて一晩寝かせたハマチを用意して、切っていきます。
でも、なめろうの前に、せっかくのお刺身なんで、ちょっとつまんでみます。
・・・うめぇ。
釣りたての新鮮な魚の刺身は釣り人の特権。 あの引き締まった身のコリコリとした食感もおいしいとは思いますが、どっちかというと、自分は寝かせた刺身の方が好きです。
釣りたてほどの弾力、食感はなくなってしまいますが、身の味、うま味は一晩(もしくはもう少し)寝かせた刺身のほうがいいと思うんですよ。
まあ、釣りたてでなくて、一晩寝かした魚でも、釣ってすぐにキチンと血抜きして、神経締めした魚っていうのはうまいですよね。
特にそれが、自分で釣って自分で処理した魚だったら、味覚にプラス補正がかかっていますからね。笑
一通り刺身をつまみ食いしたら、こんどはなめろうを作っていきます。
まずはたたいて
薬味もたっぷりと
味噌をいれて、醤油で味を整えたら
・・・ ハマチのなめろうの完成
あとはこれを大葉にのせて焼いていくだけなんですが、その前に、またちょっとつまみ食い。
せっかくやしから、なめろうも味見しとかんとね。
・・・なめろうサイコー。
もウマかったけど、今回のなめろうもウマイ。
やっぱりハマチ。
しっかりと身の味がしっかりしてるので、薬味多めでちょうどいいです。
これは完璧なアテです。酒のお供に最高です。
これで飲まないなんてウソです。 と、いうわけで、日本酒をちびちび飲みながら最後の工程、サンガ焼き作り。
なめろうを大葉にのせて焼いていきます。 フライパンに大葉の面が下になるようにならべて、焦げないようにじっくりと焼いていきます。
程度火が通ったら裏返して・・・。 ジャン!
なめろうであまりにも酒がすすみすぎて、けっこう酔っぱらいましたが、なんとか完成しました。
長い道のりだった。
つまみ食いしすぎという説もあるが。笑
さて、ハマチのサンガ焼き。
こいつは、一般的なアジのサンガ焼きとはまた違って(なめろうと同じく)ハマチ自体の味が主張していて、大いにアリです。
しっかりと肉感があるというか、魚にしてはガッツリしてます。
刺身、なめろうは日本酒にあいましたが、サンガ焼きはビールとの相性も抜群でした。
いやぁ、酒がすすみすぎるね。 おかげでべろんべろんになりましたよ。 あぁ、幸せだ。