アンレーズ バブルダンサー
廃盤ルアーです。
リアルタイムでは知らないんですが、その昔、アングラーズリパブリックからアンレーズブランドとしてリリースされたオールレジン製のルアーらしいです。
以前、某タックルベリーで300円(くらいだったと思う)で売られていて、あまりに面白いルアーだったので連れて帰ったのですが、この度また同じタックルベリーで、小さいサイズを見つけたので買ってしまいました。
小さくて可愛いです。笑
今回は200円。笑
親子(?)で感動の再会です。
そんなに中古のタマ数が多いルアーではなさそうなんですが、これもめぐり合わせですかね。
そろって我が家へご招待です
↓んで、これはハクトリーフというルアー
これもレジン製。
こっちはHACT工房さんが作っているルアーで、現行品です。
かなり根強いファンからの支持があったようで、一時は生産をやめていたそうですが、2012年に復活されたようです。
世界のタケダことGo-phishのタケダさんもイチオシのルアーですね。
ハクトリーフみたいな少量生産のルアーは、自分には無縁だと思ってたんですが、近くの釣具屋の青物ルアーコーナーの片隅にひっそりと並んでいるのを発見して、衝動買いしてしまいました。
(フックは別売りです)
みんな目玉がクリっとしていてカワイイですね
しかも、この目玉、動きます。
3つすべて無垢のレジン製のルアーです。
レジン製なのでもちろんシンキングのルアーなんですが、ナマリ等のウエイト類は一切入ってないので、重さの割には沈降スピードが緩やかです。
なんでも、ゆっくり沈んでいく動きも「食わせ」の要素なんだとか。
さて、ほかの2つはおいおい紹介するとして、今回は先シーズンの青物で実践投入済みのバブルダンサーの大きい方について。
コイツの方です。
ルアーのジャンルとしては、シンキングのポッパーです。
ワイヤーの線の太さといい、貫通ワイヤー仕様なところといい、完全に青物を意識したルアーなんでしょう。
前述の通りウエイトは入っていませんが、中身がぎっしり詰まったルアーなので、そこそこ飛びます。
特筆すべきは、どんなに足場が高いフィールドでも使えるトップ系ルアーであるということ。
(まぁ、シンキングなんで当たり前かもしれませんが。笑)
普通、こういう青物用のトップ系のルアーって、足場が高すぎるとアクションが破綻すると思うのですが、武庫川一文字なんかの足場5mオーバーの堤防でもちゃんとアクションします。
ただ、シンキングのルアーなんで、早いアクション専用です。ポップ音で寄せて、ステイで食わせる等のアクションは向かないでしょう。
少しでもリーリングが遅いと、トップに出てきてポッピングしてくれません。
まぁ、それはそれで、水面直下でいい動きしてるんですがね。
ポッピングもいいですが、個人的におもしろいと思ったアクションのつけ方は、着水直後からの超早巻き。
ただ巻いているだけで、どんどんルアーの動きが変わっていきます。超絶可変アクションです。
よく、ただ巻きしているだけで勝手に千鳥ったり、ふらついたり、ヒラをうったりするルアーはありますが、このバブルダンサーはそんじょそこらの可変アクションルアーとは次元が違います。
①まず着水してからリーリング開始で、大量の泡をカップ部分にまとってダイブします。
それはもう、ごっつい量の泡です!!
②カップの泡が少なくなるにつれて、ダイブしたまま、緩やかにローリングを開始します。
まとっている泡が多いうちは、微妙なロール。
泡の量に反比例して、徐々にロールが派手になり、次第にルアーが浮き上がり出します。
③カップの泡がほとんどなくなってくると、やがてロールが派手になります。
もんどりうつようなド派手なローリングです。
ヘビメタのヘドバンみたいにド派手です。笑
④やがてカップの泡が完全になくなると完全に浮上し、①に戻ります。
この一連のアクションが、ワンキャスト中に2~3回入ります。
見てるだけでオモロイです。
ルアーを投げるのに夢中になって、魚を釣るのを忘れるぐらいです。
んで、肝心の釣果ですが、ただ巻き可変アクションでは釣ったことはありません。
チェイスは何回かありましたがね。
でも、こういういろんな動かし方があって、工夫しながら釣るルアーっていうのも面白いのかな、と思います。
たまにはこういう遊び心があるルアーを使ってみるのもいいですよね