2階までは、なんなら「おしゃれな水族館だな~」って感じでしたが、3階からは、いよいよアトアが本気をだしてきます。
探求の室 FOYER
FOYERとは、フランス語で「ロビー」という意味らしいです。
(↑アトアのHPより)
壁に絵が飾られていたり、大きく湾曲した額縁のような水槽があったり。
コンセプトがロビーと言われて見ればなるほどな空間です。
すげーオシャレ。
ひときわ目を引くのは、やっぱりこの大きな水槽。
ナマズ系の、なんかでっかい淡水の魚が泳いでいます。
カメもいる。
この水槽、実は4階(屋上階)までぶち抜きになっていて、水槽の向こう側に空が見えます。
4階にはカピパラさんがいるのですが、このカピパラ展示スペースの水槽が、さっきの水槽とおなじ水槽なんです。
なので、3階の水槽から上を見ていると、カピパラが泳いでいる姿がみれるかもしれません。
おもろいっすね。
巨大水槽の反対側の壁にはオシャレすぎる絵画?写真?が。
アンモナイトがモチーフみたいです。
神秘的ですね。
この額縁はデジタルサイネージになっていて、次々と絵が変わっていきます。
これも神秘的からの…
画面がかわって、まさかの作画:中川翔子さん。笑
大絶叫です。
こんどは巨大なタコの壁画。
タコが山脈のように描かれていますね。
あとになってから知ったのですが、じつはこのタコの絵は迷路になっているらしいです。
よく見ると、一番右下の足の先に「S(スタート)」
一番左下の足の先に「G(ゴール)」の文字が!
ぜひ写真を拡大コピーして。迷路を攻略してみてください。
終わらね〜。笑
タコの手前には、小上がりにみたいになっている浅めの水槽があり、カメが泳いでいました。
カメが大好きな息子、水槽にかぶりつきです。
部屋の片隅には、ソファーがある書斎のようなカッコ良いスペースが。
飾られた標本と、並べられた本。
それに顕微鏡と、顕微鏡の映像を映し出すモニターがあります。
正面の額に飾っているような標本がいくつか置いてあって、自由に顕微鏡でのぞいて遊ぶことができます。
和と灯の間 MIYAB
海外の観光客の人が見たら、泣いて喜びそうなほどのコテコテのジャパニーズテイスト。
スシ・フジヤマ・ゲイシャガールです。
(↑アトアのHPより)
日本庭園に的で、極彩色の空間。
ひときわ人気があるエリアでした。
壁の絵はプロジェクションマッピングになっていて、色彩や部屋の照明が次々と変化していきます。
でっかい岩。
日本庭園の庭石のよう。
日本庭園の「枯山水」をモチーフにした空間みたいですね。
枯山水では水を使わずに、岩や砂利や砂を用いて、山や、川の流れ表現するのですが、ここでは砂利や砂(枯山水においての「水」)にあたる足元の部分がガラス張りの水槽になっていて、実際に錦鯉がゆうゆうと泳いでいます。
枯山水ではないです。枯れていません。水があります。
ガチ山水です。
部屋の片隅には、ポップなコイのエサの自動販売機が置いてあって・・・
コイにエサをあげることができます。
さすがきれいなコイなだけあって、エサの食べかたがお上品。
某六甲山の池の飢えた野獣のようなコイとはえらい違いです。
コイの他には様々な種類の金魚や亀もいました。
水槽は、金魚鉢がモチーフ。
キレイです。
こちらの水槽は、でかでかと「雅」と書かれた盃に「カッコ〜ン」とししおどし。
コテコテのジャパニーズテイストがモリモリゼンマシチョモランマの二郎系ラーメンです。
一定時間ごとに部屋が暗くなり、プロジェクションマッピングのショーが始まります。
思わず見惚れてしまいます。
奇跡の惑星 PLANETS
3つ目は「PLANETS」
星とか、地球とかがテーマになっています。
あたり一面の星空のような廊下を抜けると・・・
天体をイメージした半球状の水槽がずらりと並びます。
このエリアの見どころは、部屋のまんなかに鎮座する巨大な球形の水槽。
これだけでもなかなかに圧巻なのですが…
時間になると、ミストとレーザーの、光のパフォーマンスが始まります。
波間を漂っているのか、深海に潜っているのか、宇宙空間を漂っているのか…
とにかく生で見るとすごい(語彙力w)
探求の回廊 GALLERY
3階の最後は廊下のような空間。
(↑アトアのHPより)
「探求」の名前の通り、どことなく研究室的な雰囲気が。
廊下の右側には水槽、左側には額が飾られています。
一見絵画にも見えますが、絵画ではなくてデジタルアート作品になっています。
水槽にいるのは、ちっこくてカラフルな魚やイソギンチャク。
これは作品の前に立った人の服装を読み取って、来ている服装を真似た魚が現れる作品。
ちびっこ諸君に大人気でした。
一見わけのわからない、石や貝殻の集合体のオブジェを所定の位置に置いて光を当てると、人魚やペンギンの影絵が登場する作品。
よくできてますね。
ペンギンのおしりが写真から飛び出した立体作品。
ペンギンの肛門から、リアルなペンギンの肛門の匂いがするらしいですw
とりあえず息子に匂いをかがせてみます。
こっちは、なんかの海獣類(忘れた)の足の裏の匂いがするとか。
顔をしかめる息子。
クサかったみたいです。笑
こういう、鑑賞するだけではなくて、実際に体験できるアート作品があると、子供が喜びますよね。
まとめ
今回はアトア三階編でした。
結構アートに力を入れているフロアで、実際に見たり、触ったり、匂いをかだり(笑)できる作品が多く、大人はもちろん、お子さんでも十分楽しめると思います。
というか、実際にはしゃいでいる子供がかなり多かった印象。
次は4階編+αです。
ではまた!