がーくん水産~2号店~

阪神間在住の5才児の父による、近隣メインのフィッシング&キャンプなんかのアウトドアアクティビティを中心としたブログです。いろいろご縁がありまして兵庫県北部但馬地方推しになっています。雑多なブログですがよろしくお願いいたします。

至高の阪神間バチ抜けシーバス攻略動画が発見される

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この度、阪神間のバチ抜けおすすめルアーについて記事を書きました。

 

www.garkunsuisan.com

 

が、そんなペラい記事よりも、100倍参考になる至高の動画がYouTubeにアップされていたので、ご紹介したいと思います。

阪神間のバチパターンを知る上で必ず見るべき動画です。

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阪神間のバチパターンを知る上で、至高の動画じゃなかろうか?

www.youtube.com

西宮に拠点を構え、阪神間がお膝元の釣具問屋の谷山商事さんが展開するシーバスルアーブランドJa-do邪道のオフィシャルチャンネルに最近アップされた動画です。

登場するのはJa-do邪道の新拓也さん。

シーバス好きが高じて大学院までゴカイの研究をしていたヤバいすごい人です。

シーバスアングラーの観点と、学術的な研究知識を併せ持った上で、バチ抜けについて語っているので説得力が半端ない。

動画は阪神間のバチパターンに特化した内容となっているので、阪神間をホームグラウンドにするシーバスアングラーにとっては必見ですね。

どうやら阪神間のバチパターンは特殊らしい

どうやら、阪神間のバチパターンは全国的に結構特殊なようです。

実は、阪神間のバチパターンって珍しいらしい

コアマン代表の泉さんも以前どこかで記事にしていましたが、どうやら阪神間のバチパターンって、全国平均のバチパターンとかなり異なるようなのです。

例えば東京のバチ抜けって冬から春にかけてらしいですし、同じ関西でも加古川の方なんかに行くと3月とかがバチパターンだったりするそうですしね。

行ったことがないから知らんけどw

そもそも、バチ=ゴカイって一括りにして呼んでいますが、実はかなりの種類がいます。

川にいるバチと海にいるバチの種類も違えば、地域による種類の違いもあるらしいんですね。

なので、一口に「バチパターン」と言っても、ポイントによって、かなり差異があるようなんです。

阪神間のメインとなるフィールドは「海」

淀川から西〜神戸・明石までの阪神間のフィールドは、大きな川がありません。

強いて言うなら、神崎川水系とか武庫川ぐらいかな

神崎川水系なら結構上流までシーバスは遡上しますが、武庫川なんかは堰があるので、シーバス釣りが成立するのは実質最下流部のみ。

阪神間の大部分のフィールドは、港湾や運河なんかの「海」のポイントです。

なので、そもそもバチの種類が違う(コレ重要)

なので、ネット記事や釣り雑誌で書かれている「バチパターン」のバチとは、そもそも抜けているバチの種類が違うのです。

そんなことを知らなかった昔のワタクシ。

「遊泳力の低いバチは、流れに逆らえずに流されてくる」

とかなんとか書かれた記事を鵜呑みにして、初めてのバチパターンに挑戦した結果、こう思いました。

www.youtube.com

 

え?バチってめっちゃ泳ぐの速いやん

なにが

「バチは流されるだけ」

やねんと。

ガンガン泳いどるやんけと。

ネット記事や雑誌でよく特集されているバチパターンのバチと、阪神間でよく見るバチは、どうやら種類が違うようです。

川バチと海バチ

阪神間の海でよく見るバチ

バチの学術的分類には詳しくないので正確には答えられないのですが、川のバチと海のバチはそもそも種類が違うと。

そんでもって、一般的なネット記事や雑誌で紹介されているバチパターンのバチって、多分川バチなんですよね。

阪神間のメインとなる港湾なんかのフィールでは、ほぼ見かけしません。

バチの種類が違えば、釣り方も変わる

一般的にネットや雑誌で書かれているバチのセオリーって

・時合は満潮からの下げ

・キャストするのはアップクロス(上流側)

・なるべく巻かない、自然にルアーを流すor漂わせるだけ

なのですが、阪神間のバチパターンのセオリーは違います。

阪神間のバチパターンのセオリー

(おもに海、港湾、運河河口部のセオリーね)

潮汐関係なく、時合は日没から一時間半程度(つまり、19時過ぎから21時前後まで)

・キャストは基本アップクロスだけれども、ダウンクロスでも全然食ってくる。(そもそも川ちゃうし)

・そこそこしっかり巻いてルアーを泳がせる。

特に時合とリトリーブスピードに関しては、よく言われているバチパターンのセオリーとは全然違いますね。

ネット記事や雑誌を鵜呑みにしていると、えらい目に合います。

あ、ネット記事や雑誌が嘘を書いているってわけじゃないですよ?バチの種類が違うのです。

阪神間の海バチに関しては、潮汐が重要というよりかは日が暮れたらどんどんバチが抜けて、時合が過ぎたらピタッといなくなります。

また「バチは流されて漂っている」なんていうことはなくて、曳き波をだしながらガンガン泳ぎます。

全国的なバチパターンからしたら、ちょっと信じられないぐらいにリトリーブスピードが速いと思いますが、騙されたと思って動画の真似をしてみてください。

ほったらかしメソッドよりかは、ふつーに巻いた方がよく釣れます。

動画の補足とルアーローテーションについて

動画はJa-doの公式チャンネルなのでエンヴィーしか紹介されていませんでしたが、状況に合わせたルアーローテーは重要です。

ぼくの基準ですが、

・オープンフィールドでシーバスのついている場所がわからん

→フィール120の大きさでアピール

フィール120 バチを食ってるチヌも食ってくる

 

・安定の先発

→マニック95の曳き波アクション

マニック95 アカムシレインボー

 

・とにかく飛距離がほしい

→マニック115or135

ブレてるけどマニック115

 

・マニックの曳き波アピールができない(曳き波が波によってかきけされてしまう)強風orマニックより1段下のレンジを攻略したい。

→エンヴィー95

(いい写真がなかった……

・流れがゆるい場所orバチのサイズに合わせた小粒のルアーを使いたい

 →アルデンテ70Sorキャロット72S

アルデンテ70S

 

 

みたいな使い分けをしています。

 

補足

今回書いたのは、あくまでメインになるバチパターンの話。

阪神間でも、冬にボトムでバチが抜けていたり、真夏の夜中にバチ抜けしたりすることがあります。

ですが、それらを「バチパターン」と言って、狙ってシーバスを釣るのはなかなか難しいので、今回は割愛しました。

 

まとめ

阪神間でバチパターンのシーバスに初チャレンジする人は要注意!

全国平均の釣り方・ルアーチョイスと結構違うみたい!

これからバチ抜け最盛期!バチ抜け動画を見て、バチパターンシーバスを攻略しよう!

ではまた!