ライトゲームシリーズ、今回はメバリング編です。
阪神間のメバリングは今がハイシーズン。個人的には一番簡単に釣れる時期だと思います。
去年は6月〜7月中旬までが、年間を通して一番数・型ともに出て、8月くらいまで釣れ続けていたかな。
ちなみに6月下旬くらいからは、良型のアジも回遊してくるので、メバリング・アジングともに一年で一番いい時期ですね。
と、いうわけで、今回はメバリングの釣り方について書いて行きたいと思います。
- はじめに
- メバリングがややこしすぎる問題
- ワームを投げとけ
- 使うラインはフロロかエステル
- 太いラインは使わない
- ジグヘッドは無理に軽くしなくてOK
- 足元を大事に
- 表層をゆっくりただ巻きが基本で王道
- まとめ
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はじめに
ざっくりとと釣り方をまとめちゃいます。
これで、大体釣れると思います。
詳しく書いていきますね
メバリングがややこしすぎる問題
世の中にメバリング解説記事なんて、星の数ほど出回っているのに、なんで今回メバリングについて書いてみようと思ったかと言うと……
世のメバリング解説、むずかしすぎるねん!!
曰く「潮目の中を0.4gジグヘッドをドリフトで送り込んでドン!」
曰く「小型は相手にせずに、沖の流れにフロートリグを打ち込んで、ナチュラルに流し込みドン!」
曰く「ラインテンションは張らず緩めずで、ルアーを自然に沈み込ませてドン!」
内容が高度すぎんねん!
確かに、↑が正しいし、よく釣れるのもわかります。
メバリングが、無限の釣り方がある非常に奥が深い釣りだってこともわかります。
が、しかし!
初心者がマネしたら大ヤケドするからな!!
さっき書いたような、雑誌やネットの情報を鵜呑みにして、激流フィールドでの重量級フロートリグを使用した遠投ブルーバック狙いからメバリングに入門したぼくが、最初の一匹を釣るまで、いかに無駄な苦労をしたことか……
と、いうわけで、この記事では「枝葉末節は思い切って捨てて、これだけやってればとりあえず釣れる」っていう極力簡単な方法を解説していきたいと思います。
上級者の方からしたらツッコミどころが満載かもしれませんが、怒らないでください(懇願)
それでは本題に行ってみましょ〜。
ワームを投げとけ
梅雨のメバルはプラグで釣るのが楽しい季節なんですが、とりあえず1匹釣りたかったらジグヘッド+ワームを投げときましょう。
プラグは特徴を把握して、その場のシチュエーションにあったルアーの選択をしなければならないので
「ルアーを何種類買ったらいいのか問題」
の壁にブチ当たります。
ジグヘッド+ワームなら(ジグヘッドの重さの調整は必要になってきますが)どんなシチュエーションにも対応できるので、最初はジグヘッド+ワームから始めるのがよろしいかと。
ちなみにワタクシが絶大な信頼を寄せているワームはエコギアアクアです。
んで、メバリングに慣れてきて、状況把握ができるようになってから(興味があれば)プラグを買い揃えて行ったほうが、無駄にルアーを買わずにすむのでお財布にも優しいです。笑
使うラインはフロロかエステル
ラインはフロロかエステルを使用するのがおすすめです。
PEラインは、ライン自体に浮力があるせいで、軽量ジグヘッドを使うには慣れが必要なんです。
軽いジグヘッドを思ったように沈めるのが難しいんですよね。
その点、フロロ・エステルは、ライン自体の比重が水よりも重いので、軽量のジグヘッドを沈めたり、潮になじませたりがしやすいです。
ぼくはアジングと兼用のタックルでメバリングも遊んでいるのと、単純にエステルラインに慣れていて使いやすいので、メバリングでもエステルラインを使用しています。
ちなみに、フロロとエステルラインの特徴を比較すると……
大雑把にこんな感じです。
エステルラインの方が感度がいいので、ぼくは好んでエステルラインを使用しています。
エステルラインは瞬間的な衝撃に弱いのでリーダーが必須なのですが、PEラインと違って、FGノットなどの編み込み系の結び方は必要ありません。
トリプルエイトノットでOK。
簡単ですよね。
ちなみにこういうアイテムがあると、さらに爆速で正確に結べます。
特に手元が暗い夜釣りでは重宝しますね。
太いラインは使わない
先程、フロロ・エステルラインをおすすめしましたが、ひとつ難点がありまして……
ラインのハリが強いので、バックラッシュを起こしやすいんですよね。
バックラッシュの対策方法はいくつかあるのですが、一番手っ取り早いのは太すぎるラインを使わないこと。
ラインの太さに応じてハリが強くなるせいか、太いラインはバックラッシュを起こしやすいです。
ぼくがメバリングでメインで使用しているのは、エステルラインの0.35号にリーダーが0.8号。
阪神間のアベレージサイズなら、これくらいの太さがあれば必要十分。
テトラ帯でもこの太さのラインで問題なく釣りができています。
エステルラインの中でも、固い(ハリが強い)ラインとしなやかなラインがありますが、扱いやすいのはやっぱりしなやかなライン。
特に、このエステルラインはしなやかでかなり扱いやすくておすすめです。
このラインを使っていてバックラッシュしたことはほぼ無いです。
ジグヘッドは無理に軽くしなくてOK
1g以下の軽量ジグヘッドを使用できるようになったほうが良いのは間違いありません。
ですが、軽すぎて操作感が得られにくいのが軽量ジグヘッドを扱う上で問題になってきます。
特に夜釣りがメインtとなるライトゲームにおいて、あまりに操作感が無いと「今ジグヘッドがどこにあるのか」がわからなくなるんですよね。
なので慣れるまでは無理に1g以下の軽量シグヘッドを使用しなくてもOK。
どこにあるのかわからない軽量ジグヘッドを使うよりも、多少重くなったとしても「ジグヘッドが今どこにあるか」が把握できる方が、よっぽど釣果につながります。
ライトゲームの対象魚は群れて生活していることが多いのでアタリがあったポイントに、再度ルアーを投げ入れることができるということが重要なんですね。
足元を大事に
どうしても遠くへルアーを飛ばしたくなってしましますが、意外と重要になってくるのが護岸やテトラ際なんかの、自分の足元のポイントです。
というのもメバルは根魚なので、身を隠せる障害物が近くにある環境を好むんですよね。
※メバルの種類(アカメバル、シロメバル、クロメバル)によっても、多少修正は異なりますが……
なので、沖に向けてルアーを遠投するばかりではなくて
・護岸に対して水平に投げて巻いてくる
ですとか
テトラ際をかすめるようにルアーを巻いてくる。
というのが有効になってきます。
なんなら、テクトロしてもいいぐらい。
足元も丁寧に探ってみましょう。
表層をゆっくりただ巻きが基本で王道
「軽量ジグヘッドを潮に漂わせるだけ」
ですとか
「張らず緩めずのラインテンションで、徐々にジグヘッドを沈めていく」
とか、難しいことを書いている記事をよく目にしますが
あんなもん、上級テクニックですからね。
ぼくも上手いことできません。笑
やはり、表層をゆっくりただ巻きが基本にして王道。一番釣りやすいです。
巻き速度は「ローギアのリールで2秒に1回転」ぐらいが基本になってくると思います。
表層を通してきてメバルからの反応がない場合、細かくレンジを刻んで表層から底層まで探ってみるのも良いのですが、簡単に釣りたいのなら基本的に探るのは表層付近のみにして、こまめに移動しながら投げるポイントを変えていくというのが簡単かつ時短になっていいと思います。
表層で反応しないシブいメバルを相手にするより、ヤル気があって表層を意識しているメバルを探していくほうが簡単につれますからね。
まとめ
と、いうわけで今回は
「なるべく簡単にメバルを釣る方法」
についてサクッと書いてみました。
参考になればうれしいです。
他にも、ライトゲームだとこんな記事も書いています!
最近ライトゲームにはかなり厳しい強風の日が多すぎですが、風がおさまったら再びメバリングに繰り出そうと考えています。
ではまた!