毎度おなじみになりました「吉方位キャンプ」
奥さんが指示する方角にキャンプに行くので、同じキャンプ場を利用することがほぼ無く、毎回新鮮な気持ちでキャンプを楽しむことができるので、なかなか気に入っています。
今回指示された方角は真東。
東の方角で安く利用できるキャンプ場を探してみたところ笠置キャンプ場なるキャンプ場を発見しました。
ぜんぜん知らなかったんですけども関西ソロキャンプの聖地と言われているキャンプ場らしいです。
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笠置キャンプ場ってこんなところ
利用料金爆安
キャンプ場の入り口のところに受付があるので、そこで利用料金を払います。
デイキャンプは大人ひとり500円。宿泊は1000円。
キャンプ場の利用料金としてはかなり安いです。
予約不可で先着順
笠置キャンプ場はサイトの予約はできません。
当日先着順になっています。
かなり大きなキャンプ場ですが「関西キャンプ場の聖地」といわれるだけあって、平日でもそれなりに多くのキャンパーさんが利用されていました。
土日や連休は混雑しそうです。
土日祝日に確実の利用したいと思ったら、朝早く行ったほうが良いかもしれませんね。
朝一番に行かないのであらば、混雑状況を確認してから出発したほうが良さそうですね。
電源サイトは無い
全域フリーサイトで、電源サイトとかはありませんでした。
電気を使うキャンプスタイルの人は、ポータブル電源のご用意を。
日陰がほぼ無い
河原のキャンプ場なので、一部を除いて日陰になるエリアがほぼありません。
暑い季節に利用するなら、タープは必須になってきそうです。
遮るものがありません、ひらけています。
滞在時間を長くとれる
キャンプ場の受付時間が「8時から17時」になっています。
チェックインも、チェックアウトもこの時間内にすることになります。
MAXで宿泊日の朝8時から、翌日17時まで利用することが可能。
ゆっくり過ごすことができますね。
薪の販売とかレンタルとか
キャンプ場自体が運営している売店とかは無いんですが、キャンプ場の目と鼻の先に薪の販売をしているお店があります。
ロッカーにお金をいれて薪を持っていくシステムです。
ちょっとしたフードメニューもあったり、キャンプグッズのレンタルサービスもしてるみたいです。
コインシャワーとかもあるみたいですね。
そことは別で薪の無人販売所も近くにありました。
広葉樹、針葉樹、広葉樹と針葉樹のミックス
が選べます。
今回広葉樹の薪を買ってみました。
一般的に広葉樹は「着火しにくいが火持ちが良い」と言われていますが、ここで売っていた薪はカラッカラに乾燥していたので、広葉樹でも全く苦労すること無く着火することができました。
大きさの割には火がつきやすくて火持ちも良く使いやすかったですね。
ラーメンうまそう
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、キャンプ場の中に出店的なカンジのラーメン屋さんがありました。
昼間だけ営業しているみたいです。
今度行ったときに機会があれば食べてみたいと思います。
キャンプ場の設備
トイレ、洗い場、スミ捨て場、ゴミ捨て場が一箇所に固まっています。
広いキャンプ場なので、端っこの方にテントを張るとトイレ・水場まで結構距離があるので注意が必要ですね。
設備棟のすぐ側にもテントを張れるスペースがあって、人気の場所みたいでした。
確かに便利は良いのですが、設備棟が一箇所なので、トイレや水場を利用する人が入れ替わり立ち代わりやってきていました。
ちょっと落ち着かないかもしれませんね。
※トイレには備え付けのトイレットペーパーがないので注意です。トイレットペーパーは持参してください。
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全サイト車乗入れ可能なフリーサイト
一応サイトの「仕切り」みたいなロープが地面にはられている箇所がところどころにあるのですが、基本的にはフリーサイトになっています。
山側のエリアはきれいに整地されているので、土の道ですが、どんな車種でも(余程車高を低くいじっていない限り)安心して乗り入れることが可能です。
河原の方のエリアもテントを張ることは可能なのですが、地面が砂利・岩・砂で、デコボコしているので不人気みたい。
こっちは下手に車で突っ込むとスタック確実なのでご注意ください。
それが平気なら、テントを張っている人が少ないので、プライベート感を大事にする人には良いエリアでしたね。
入り口付近の芝生エリア
キャンプ場の受付近くは芝生のエリアです。
芝生といっても、ゴルフ場のような芝生ではなくて雑草まじりなカンジ。
しかも人気のキャンプ場で利用者が多いせいか、ところどころ削れてしまって、きれいに生え揃ってはいませんでした。
それでも、芝生っていいですよね。
設備棟まで少し距離があるのが少しネックですかね。
真ん中の土のエリア
キャンプ場の中心付近は土のエリアが広がっています。
真っ平らできれいに整地されているので、テントやタープの設営はしやすそう。
設備棟が近いので、便利さを優先する方はこのエリアを利用すると良さそうですね。
河原のエリア
地面が砂や砂利のエリア。
あまり整地もされていないので、地面が平らではありません。
日陰もなし。
テントを張るにも場所を選びますし、そもそも安心して車で走れる地面の状態じゃありません。
利用者がほとんどおらず、今回見た感じでは一番不人気なエリアでしたね。
ただ、その分ほかの利用者との距離を確保することができるので、ひっそりとキャンプを楽しみたい人にはおすすめですね。
僕は今回このエリアにテントを張りました。
大阪都市圏から近い
大阪市内から高速道路を使えば車で1時間少ちょっと。
気軽に行ける距離のキャンプ場ですね。
電車で行っても便利がいい
キャンプ場から最寄りの「笠置駅」まで徒歩4分程度。
茂みに隠れて見えにくいのですが、キャンプ場から駅が見えています。
ここまで「駅チカ」なキャンプ場もかなり珍しいのではないでしょうか?
電車の本数は1時間に1本しかありませんが、JR大阪駅からだと片道1170円、乗り換え1回で行けます。
コンパクトスタイルのキャンパーさんは、電車で行くのも良いかもしれませんね。
周辺施設案内
なにもないところかと思いきや、コンビニが近かったり、薪の販売所があったりと、意外と便利な笠置キャンプ場。
お散歩がてら色々見回ってきたので、周辺施設をご案内します。
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コンビニ
キャンプ場のすぐ近くにローソンがありました。
キャンプ場から歩いていくにはちょっとしんどい距離ですが、車やバイクだとあっという間です。
これは便利。夏キャンプでも冷たいビールが飲めますね。笑
野菜販売所
今回は利用しませんでしたが、ローソンの隣りには野菜の販売所みたいなお店がありました。
なかなか味のある店構えですな。笑
ごはん屋さん
先程のローソンの隣や、キャンプ場の直ぐ側の「笠置駅」のまわりには、少ないながらも定食屋さんやカフェがありました。
キャンプでの昼食を手軽に済ませたい方には便利かもしれませんね。
温泉
今回は日が悪かったみたいで、めぼしい近隣の温泉が定休日だったのですが、近くに結構たくさん温泉があるみたいです。
笠置キャンプ場近隣の温泉についての記事を書いてらっしゃる方がいたので、リンクを貼っておきますね。
薪とか売っている店
笠置キャンプ場自体では薪の販売は行っていないのですが、(先程ちょろっと書きましたが)キャンプ場の受付の直ぐ側に薪を売っているお店があります。
薪の販売スタイルは「自動販売機」
針葉樹の薪が一束400円。
広葉樹の薪が一束600円でした。
多すぎず、少なすぎず、ちょうど良い薪の量です。
グルキャンとかで、ガッツリ焚き火料理なんかをするのであれば、一束ではちょっと少ないかもしれませんね。
キャンプ場から少し離れたところには薪の無料販売所もあります。
(ぜんぜん歩いて行ける距離です)
コチラは針葉樹が700円。
広葉樹が1000円でした。
さっきのお店より高いですが、コチラの一束はデカいです。
針葉樹と広葉樹のミックスも1000円で売っていました。
広葉樹の薪は火持ちは良いのですが焚付には使いにくいので、焚付に使いやすい針葉樹とのミックスが売ってあるのは便利かもしれませんね。
笠置駅
実は超絶駅チカな笠置キャンプ場。
「JR笠置駅」がまで、キャンプ場の受付から徒歩5分程度です。
駅舎には観光案内所兼カフェ?が併設されていたり…
少ないですが飲食店が駅のそばにあったりします。
なんか「太平記」に由来のある土地らしく、駅前には戦をモチーフにした像が展示されていたりもします。
個人的には、この木の看板がいい味をだしているなと思いました。
ガチ目のソロキャンパー目線から笠置キャンプ場を語ってみる
ひっそりキャンプは難しい
良いキャンプ場なのですが、基本的にだだっ広いサイトが広がっているようなキャンプ場なのでプライベート感を出すのが難しそうでしたね。
ほぼ木とかが生えていないので、どうがんばっても「隣のテントからこちらが丸見え」になってしまいます。
ひっそりとキャンプがしたい派の人にとっては、車とかタープとを利用してうまく目隠しをしたいところ。
地面が砂でも気にしない&河原の砂や砂利のエリアまで乗り入れることができる車に載っているor少し離れたところに車を停めて、荷物を手運びしても苦にならない人なら、河原のエリアを居場所にすると、ちょとした低木を利用して、ひっそりとキャンプをすることも可能でした。
自分はオフロードバイクに乗っているので、河原のすみっこで隠れるようにキャンプをしていました。笑
あ、川のそばにテントをはるなら、河川の増水にはくれぐれもご注意を。
サイトデザインが車ありきのスタイルならかなり快適かも
完全に車を横付け可能なので、サイトデザインが「車ありき」なキャンプスタイルの人がたくさんいました。
車をポール代わりに利用してタープを張ってリビングエリアを作ったり、車中泊スタイルのキャンパーさんには使いやすいキャンプ場だと思います。
ブッシュクラフト的な遊び方はムズい
薪になりそうな木や、テントのポールや工作に使えそうな枝がほとんど落ちていません。
あと、サイト内にほぼ木が生えていないので、木を使ってテントやタープを張ったり、ハンモック泊をすることもかなり難しい。
僕は「薪は拾う派」なんですが、木の枝なんかの燃やせる物が全然落ちていませんでした。
かなり久々に薪を買いました。笑
詳しい情報はライブカメラのYou Tubeの概要欄をチェック
笠置キャンプ場は予約はできないのですが、ライブカメラで混雑状況を確認することができます。
You Tubeの「もっとみる」をクリックすると、利用案内や料金表など詳細な情報が出てきますので(知らんかった…)笠置キャンプ場の利用を検討されている方は、一度読んでおくといいと思いますね。
まとめ
笠置キャンプ場について、ざっくりとご紹介させていただきました。
予約ができないのは一長一短ありますが、思い立ったら気軽にキャンプに行けるのは非常にありがたいですし、阪神間からのアクセスも良好。
駅から徒歩5分という立地は、車を持っていないキャンパーさんにもありがたい限りです。
高規格キャンプ場ではありませんが、慣れていれば不便は無い程度の設備も整っています。
そして、とにかく利用料が安い!
「関西ソロキャンプの聖地」と言われているだけあって、万人に使いやすくてコスパの良いキャンプ場でした。
突然キャンプに行きたくなったときに、またリピートしたいと思います。
ではまた!