そんなに大きくないレトロなスキー場ですが、自分の大好きなスキー場です。
つい先日も遊びに行ってきました!
奥神鍋、なかなかの雪。 pic.twitter.com/hRnRPwXi7M
— がーくん (@garkun484) 2025年2月7日
2017年に北近畿豊岡自動車道の「日高神鍋高原IC」が開通して、阪神間からのアクセスが本当に便利になりました。
(ICを降りてから30分かからないです)
近年の温暖化で、近畿圏のスキー場は慢性的な雪不足に悩まされることが多くなり、なんらかしらの人工降雪機の導入は、安定したスキー場の雪量確保に不可欠なものとなっています。
しかし、奥神鍋スキー場は23年シーズンから人工降雪機の稼働が停止しています。
理由は施設の老朽化と修理部品の調達が困難なため。
ようは資金不足…
また、以前は隣接する「万場スキー場」と第6ペアリフトで接続されていて、共通1日券でどちらでも滑ることができるゲレンデでしたが、肝心要の第6ペアリフトが破損していて24シーズンは運行休止。
これも資金難で修繕の目処がたっていないっぽい状況です。
以前から「スキー客が減って営業が苦しい」的な噂をちらほら聞くことがあったゲレンデですが、ここに来ていよいよといった様相を呈してきました。
大好きなゲレンデが無くなってしまうと本当に悲しいので、少しでもお客さんが増えて奥神鍋スキー場が生き残ってくれるように、この記事で全力で宣伝していきたいと思います。
- 意外と空いてるぞ!
- リフト料金が良心的だぞ!
- 平日は駐車場がタダだぞ!
- ビジターハウスがあるぞ!
- 新雪が楽しめるぞ!
- オフピステも楽しいぞ!
- 実はすげぇ急斜面があるぞ
- からあげがおいしいぞ!
- 奥神鍋のここは微妙かも
- まとめ
意外と空いてるぞ!
兵庫県で人気なのは、やはり最大手のハチ&ハチ北、そしてボーダーに人気のスカイバレー。
好んで奥神鍋に通っている人は少数派だと思います。
その割には決して小さなスキー場ではないので、面積の割に人が少なくのびのびと滑ることができる日が多いです。
リフト料金が良心的だぞ!
リフト1日券が、休日おとなが4800円、平日なら4000円と、非常に良心的な価格です。
ちなみに、午前券・午後券もありますが、平日なら3700円。
あんまり安くならないので1日滑るのがおすすめですw
平日は駐車場がタダだぞ!
駐車場が大きいし、うれしいことに平日は無料。
しかもリフト乗り場が駐車場のすぐ近くなのもうれしいところ。
(※ちなみに土日祝扱い日の駐車料金は1500円です)
ビジターハウスがあるぞ!
ビジターハウスというにはかなりこじんまりとしていますが(笑)
トイレと小さな更衣室があります。
無料で使えるので意外と便利。
スキーバスで奥神鍋に行くと、このビジターハウス前で降ろしてくれます。
コインロッカーはありませんが、近くのレンタルショップで荷物を預かってくれます(有料)
新雪が楽しめるぞ!
新雪が積もると、スキーヤー&ボーダーが押し寄せてくる兵庫県の大人気ゲレンデ「ハチ北」と違って、奥神鍋は落ち着いたもんです。
平日なら午後から行っても踏まれていない新雪が残っていることもちらほら。
しかも奥神鍋は未圧雪エリアが豊富なので、新雪好きにはもってこいなのです。
パークがあまり整備されていないスキー場ですが、飛び降りポイントがたくさんあるので、新雪が積もったら地形で遊ぶのがとても楽しいスキー場です。
オフピステも楽しいぞ!
若干さっきと内容が被りますが、奥神鍋は、近隣他所とくらべて非圧雪エリアが多いゲレンデです。
そして人が少ないのも相まって、雪が積もるとオフピステ(非圧雪)エリアがとても楽しい。
新雪が積もっていなくても、オフロード感満載のボコボコのゲレンデがスリル満点だったりします。
(自分は結構好きなんです)
とくにゲレンデ上ならこのへんと、ゲレンデ下のこのあたりは…
平日なら昼前でも踏まれていない新雪が残っていることも。
兵庫県のゲレンデなので「サラサラパウダー」はよっぽどコンディションが整っているときでないと難しいですが、新雪好きにはたまらんと思います。
実はすげぇ急斜面があるぞ
阪神間から日帰りで行ける距離にあるスキー場で、公式に発表されている激烈な急斜面があるのは、滋賀県にある「グランスノー奥伊吹」にある、平均斜度43度、最大斜度46度のコース「ヘブンリー46」
一方、奥神鍋スキー場の最大斜度は公式情報で35度ですが、オフピステコースの下らへんのあたり…
どう見ても45度はあります。
瞬間最大斜度ならグランスノー奥伊吹にも劣らない激烈急斜面を滑ることができます。
からあげがおいしいぞ!
ゲレンデ中腹にあるレストラン「四季の森」
「ザ・ゲレ食」という感じのメニューがならんでいるレストランです。
休憩用にスリッパの無料貸出があるのもうれしいところ。
ここのからあげがサクサクでおいしいです。
奥神鍋のここは微妙かも
ここまでは奥神鍋スキー場の「ここがステキ」というポイントを紹介してきましたが、べた褒めばっかりもやらせっぽいので、「ここは微妙かも」というポイントも描いておきます。
高速リフトがない
奥神鍋スキー場のリフトは、すべて年季が入った固定循環式(専門用語)のペアリフト。
高速リフトやクワッドリフトがなく、スキー客の輸送力が弱め。
ただ、お客さんも少ないので、大量輸送は必要ないのかもしれませんがw
リフトの乗り継ぎが若干悪い
「第1ペアリフトW」と「第3ペアリフト」の間が若干離れているかつ上りになっているので、滑って移動することができません。
ゲレンデ上方に登るには絶対通らないといけないリフトなので、(上りはほんの少しの距離ですが)若干面倒です。
帰りのルートをミスるとボーダーはつらい
まとめ
ではまた!