どうもです!
先日、大阪フィッシングショーに行ってきました。
そこで、シーガーのブースが出展されていて、ノットチャレンジが開催されていたので参加してきました。
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ノットチャレンジの内容
ノットチャレンジは制限時間40秒(うろ覚え)の間にリーダー3号をスナップに結んで、どれくらい強度が出たかを計測して、それにあわせて景品がもらえる催し物です。
ブースに貼られていた説明によると、支給されたリーダー3号標準結束強度は3.7kg。
リーダー3号はおおよそ12ポンド=5.44kg なので、標準結束強度はラインの直線強度の68%
だいたい7割ぐらいの結束強度がだせれば標準点てことですね。
「よくできました」の4.5kgは約83%。
「たいへんよくできました」の5.2kgは約96%といったところ。
制限時間がそこそこ長かったので、最強クラスのノットと言われることが多い「パロマーノット」や「イモムシノット」でひたすら高強度を目指してみても良かったのですが、普段自分が実釣で愛用しているノットの強度がどんなものか試してみたかったので、あえて「普段使いのノット」でチャレンジしてみました。
一瞬で結べて結束強度4.6kgの名も知らぬノットとそのメリット
自分が普段愛用している「いつものノット」
かなり昔、どこかの釣りのサイトで見てから使っている結び方です。
(詳細な結び方はあとで解説しますね)
どマイナーな結び方みたいで、糸の結び方系のサイトを探してみても、この結び方が出てくることがありません。
なので結び方の名前も知りませんw
メリット1:簡単かつ強度もある
確実に強度が欲しい場面ではダブルライン系のノットを使用するのですが、「いつものノット」はひたすらに素早く結べるのに、実釣に耐えうる必要十分な強度が簡単に出せるのがポイント。
「完璧に作れたときの強度は高いけれどもミスりやすい」とか「高強度だけれども時間がかかるor手順が複雑」みたいなノットが多い中で、「いつものノット」は超簡単に直線強度は4.6kg。
約85%の強度を出すことができます。
なんなら、超基本のノットとして紹介されるユニノットやクリンチノットよりもはるかに簡単で、すばやく結ぶことができます。
先ほど参加したと書いた「ノットチャレンジ」でも、他の参加者が40秒フルに使ってノットを結んでいるなか(強度がどれだけ出せるかを競うチャレンジなので、時間を目一杯使用するほうが正しいのですが。笑)僕は10秒未満でノットを完成させて、圧倒的に速さNo.1でした。
PE直結でも結べる
「いつものノット」は、こんなに工程がシンプルなのに、摩擦力を利用して結束強度を高めている系のノットなので(多分)普通は滑って金具やスナップに直結することができないPEラインでも、すべらずに結ぶことができます。
余り糸が出にくい=狙った長さで結びやすい
後述しますが「いつものノット」は締め込みに際に、端糸側ではなくて本線側をメインに締め込んで結べるので、最後にカットする方の余り糸が長くなりにくく、リーダーの節約になります。
地味ですが、金銭的にもうれしいところです。
いつものノットはこんな場面でおすすめ
「いつものノット」はガチムチな強度が必要な「ロックショアヒラマサガチンコ勝負」みたいなシチュエーションではおすすめしませんが、デイリーの釣りにはかなりおすすめできるノットです。
非常に汎用性の高いノットですが「とくにこんなシーンで使い勝手がいいですよ」っていうのをご紹介していきたいと思います。
もちろんシーバスに
もちろんシーバスフィッシングのスナップを結束するときに使えます。
チニングやロックフィッシュのフックを結ぶときにも
チニングやロックフィッシュのワーミングで使用されるような、オフセットフックを結束するときにもおすすめです。
もちんエサ釣りでも使える
ルアーフィッシングの話ばかりしてきましたが、もちろんエサ釣りでも使用する事ができます。
飛距離を追い求めていた系でした
一番メリットがあるのがジグ単のライトゲーム
アジングやメバリングのように、ジグヘッド単体でのライトゲームでスナップを使用せずにジグヘッドにリーダを直結する際に一番おすすめしたい結び方です。
特にアジングでメリットが多いかな?
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結び方
といっても、超簡単なのですぐに覚えることができると思います。
最後の
常に上から下に3回通すだけなので覚えやすいかと。
締め付けのときには、ゆっくりと本線側を締めていくと、余り糸がほとんどでなくてリーダーの節約になるのでおすすめです。
リーダーも高いですからね。
最後に、雑な手書きですが、結び方の手順をイラストにして貼っておきます。
これでも「よくわからん!」って人がいたら、動画にしようと思います。
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まとめ
今回は僕が愛用しているノットを紹介させていただきました。
簡単でそれなりに高強度、かつリーダーの消費も抑えることができるという、自分的にはかなり優れたノットだと思っています。
残念ながらネット(もしくは書籍)でも、ほとんど情報が出回っていないノットですが、本当におすすめできる結び方なので、みなさんの参考になれば嬉しいです。
ではまた!