奥さんの手元に待望のiPhone13が届きました。
iPhone13ユーザーになったからには、早急に映える写真を撮影し、iPhone13のカメラ性能のすばらしさを広く世に知らしめる活動家の一員になる責務があるので、紅葉がきれいな武庫川渓谷にあるJR福知山線廃線敷に行ってきました。
息子もトンネルで探検家ごっこをしたがっていたので一石二鳥。
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JR武田尾駅からスタート
JR武田尾駅は、宝塚と三田の間にある駅。
駅のホームの半分はトンネルの中、もう半は山の谷間にかかる橋の上という、特徴的なロケーションです。
下り電車の先頭車両付近から下車をすると、地底探検的な雰囲気が漂う駅ですが、後部車両から下車すると山間を流れる武庫川渓谷を一望できる、余部鉄橋的な開放感がある駅です。高所恐怖症の人は足がすくむと思う。
ホームの前と後ろで景色が正反対なのはおもしろい。
ぱっと見は寂れた無人駅なんですが、改札機はIC系交通カード対応ですし、列車の案内は電光掲示板。
デジタルとノスタルジーの融合ですね。
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ハイキングスタート
とりあえずパシャパシャと写真撮影。
赤く色づいた紅葉と木、まだ緑を残す紅葉の木が混在していましたが、見頃と行っても過言ではないくらい。
柿がなってた。
以上がぼくのスマホで撮影した写真。
これでも十分きれに撮れているとは思いますが、見せてもらおうか、最新のiPhoneの写真力とやらを!
むっちゃきれいやんけ
武田尾駅から廃線敷へ
JR福知山線廃線敷は、現JRの武田尾駅~西宮名塩駅と生瀬の中間地点の間にあります。
どちらからでもアクセスできるのですが、武田尾駅からの方がアクセスが良好でおすすめ。
逆に武田尾駅からスタートすると、休日は結構混雑しているので、空いている道をのんびり歩きたいのなら、少し道はわかりにくいですが、西宮名塩or生瀬からスタートすればよいかと思います。
ほとんどのハイカーさんは、武田尾駅スタートで途中で折り返し、武田尾に戻ってくるというルートを歩いていると思います。コース後半は空いているもん。
温泉もあります。「武田尾温泉」
この歓迎看板の前は何度も通っているのですが、武田尾温泉には行ったことがありません。
身近にあって遠い武田尾温泉。今度行ってみようかな。
クラシックな水管橋は補修工事中でした。
和歌山で水管橋が落ちたからかな?
紅葉シーズンだからでしょうか、すさまじい路駐の嵐。山のなかに突如として現れた御堂筋みたい。
駐車場はあるのですが、キャパが追いついていないみたいです。
電車で来る、もしくはどこか近くの駅に車を停めて、電車に乗り換えて来るのが良さそうですね。
山と橋と川。どことなく京都の鴨川感が漂っている気がするのはぼくだけでしょうか?
廃線敷入り口間近のお店は大繁盛していました。イノシシやシカが食べれるのがウリみたい。
気になるけれども、混んでいるのでまた今度。
廃線敷から一番近いトイレは、遊園地の人気アトラクションのような長蛇の列。
駅か、駅からここまで歩いてくる最中にもトイレがあるので、そこで済ませておいたほうが良さそうですね。
案内看板、整備された橋と歩道。
以前はオフィシャル立ち入り禁止、実態は黙認状態のハイキングルートだったので、なかなかの廃墟感が漂っていた記憶がありますが、よくおぼえていない。
突如現れる枕木が、以前ここが線路だったことを主張していますね。
葉が落ちているのは桜の木。春には桜がきれいです。
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廃線敷ハイキングスタート
左は崖で右は谷。旧JR福知山線は、武庫川渓谷の岸壁にへばりつくようにして線路がはしっていたみたいです。絶景列車だったんですかね。
のっぺりとした印象の河口の武庫川からしたら、武田尾周辺の山間部の武庫川は野趣あふれています。なんなら秘境感すらある。
ただ、この場所の上流が三田市というベッドタウンなせいか、そこまで水はきれいじゃありません。
ヘッドライトをスタンバイして、いざトンネルへ。
トンネル探検
廃線のトンネルなんで、もちろん照明の類はありません。
「トンネル内照明なし」うん、知ってる。
トンネル壁はレンガ作りで、なかなかの雰囲気。ときどき天井からポタリと水滴なんかが落ちてきたりして、さながらホラー映画のワンシーンのようなんですが、ほのぼのとハイキングしている方ばかりなので、全くホラー的要素を感じることはありませんね。
ホラーっていうのは、舞台セットだけでは無くて、雰囲気が重要だということがわかります。
トンネルを2個抜けると「桜の園入り口」というスポット付近に出ます。
ちょっとした広場があり、人気の休憩スポットになっています。
ここから武庫川の河原におりることもできます。
ここも紅葉がきれい。
休憩できるベンチや広場があったり、河原に降りることができるので、お昼ごはんエリアになっています。
看板が整備されているのでわかりやすいです。
武庫川の河原は人気の休憩スポットですね。
武庫川にながれこむ小川のほとりに陣取りお昼ごはんにすることに。
本日の昼ごはんはカレーメシ。
昨年、ここに来たときの写真を見返していたら、昨年のぼくもカレーメシを食べていました。
カレーメシ、美味しいですよね。笑
川遊びが始まる
お昼ごはんをすまして、さあ出発しようかというときになって、息子が「川に入りたい!」と言い出して…
え、もう水冷たいよ?
(余談ですが、この漫画、悪ふざけが過ぎていて、刃牙好きにはかなり笑えるw)
ざぶざぶと川に入っていきました。
魚座だからかな、水遊びが好きすぎる。
笹舟をいっしょに作ったり、すすきで釣りのマネごとをしてみたり。
小さな魚がけっこういたので、網を持ってきていたらガサガサできたかもしれませんね。
しまいにはすすきの穂をなにかに見立てて遊んでいたようで
「これはタツノオトシゴで~」
とか
「トラのしっぽが~」
とか言いながら一人あそびしいていました。すすきの粉でトリップして脳内水族館と動物園にいってらっしゃったみたいです。
全然水遊びをやめないのでコーヒータイム。奥さんと乾杯。
たっぷり一時間ほどは遊んだでしょうか、息子ちゃんが脳内水族館から帰ってきたので、再出発することに。
いくぞ~!
紅葉がとてもきれいでした。
すべての葉が赤く染まっているわけではありませんでしたが、このグラディエーションもなんとも言えずきれい。
落ち葉が敷き詰められた廃線っつーのも風情がありますね。
これは奥さんが撮影。iPhone13は本当に写真がきれいだな。
さあ、どんどん歩くぞ~!っと気合が入ってきたところで…
「…うんち」
(そのへんでさせるにはあまりにもハイカーさんが多いし、トイレットペーパー持ってきていない)
急いで戻れ~!!
トイレを我慢しながらでも、トンネル探検は楽しいみたい。笑
その後、無事廃線敷の入り口まで帰ってきて、なんとかトイレには間に合いました。笑
まとめ
JR福知山線廃線敷は、駅からのアクセスが良好で、アップダウンも少ない。子供を連れてのハイキングには最適です。
まだ紅葉は楽しめると思うので、みなさんも天気の良い日にでかけてみてはいかがでしょうか?
懐中電灯は必須ですが、電車代だけで1日遊べるコスパのいいレジャーです。笑
今度は桜の季節にお花見をしに行こうかな?
ではまた!