ども、ご無沙汰しておりました。
そこまで忙しかったわけではないのですが、仕事の都合上、生活リズムが変則的になる日が続いて更新が滞っていました。
昨年末にキャンプ系の話を書いたので、引き続きキャンプネタの記事を書きたいと思います。
今回は僕が愛用しているキャンプの調理器具や食器(クッカー)について。
安物志向かつメーカーのこだわりが無いので、どれも手に取りやすい価格帯のアイテムなので、コスパ重視でクッカー類のアイテムを揃えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- アルミ製クッカーセット「キャンプセット5」
- アウトドア鉄板ブームの火付け役?ヨコザワテッパン
- ダイソーのスキレット&ニトリのスキレットのフタ
- 軽くて使い勝手バツグン チタンシェラカップ
- オモチャみたいで楽しい 100均の極小鉄板
- 20年以上愛用しているキャンティーンセット
- キャンプの定番アイテム ホットサンドメーカー
- セリアのスピット
- まとめ
アルミ製クッカーセット「キャンプセット5」
僕が手放せないアウトドアギアの一つに、父親が使っているのをもらった「キャンプセット5」があります。
中鍋、小鍋と小皿がセットになっていて、すべてスタッキングできるデザインになっています。
中鍋と小鍋のフタを「皿」としてカウントすると、鍋2つに皿が3つで合計5個になるので、キャンプセット「5」っていうネーミングなのでしょうね。
良い意味で名前がダサくていい。笑
学生時代から二十数年間、このクッカーセットを使い続けてきました。
キャンプでは焚き火で突っ込んで使うため、煤まみれになっていますが、それがまた良い味を出しています(笑)。
アルミ製で軽量ながら、熱伝導率も良く、アウトドアでの米の炊き上がりは格別です。
僕はいつも、大きい方のクッカーでおかずを調理しながら、小さい方のクッカーで米を炊いています。
サイズ感がソロキャンプには絶妙なんですよね。
一時は廃盤になっていたこのクッカーセットですが、キャンプ芸人のヒロシさんが動画で紹介したことで再び人気が高まり、現在は再販されています。
アウトドア鉄板ブームの火付け役?ヨコザワテッパン
これも長いこと愛用しているヨコザワテッパン。
アウトドア鉄板ブームの火付け役となったアイテムといっても過言ではないのでしょうか?
A5サイズのコンパクトな形状ながら、5mmの厚みがある鉄板は、熱を効率的に溜め込み、食材をじっくりと調理するのに最適です。
熱伝導率が高いため、均一に熱が行き渡り、焼きムラも抑えられます。
デザインは極めてシンプルで、フチが無いため、ちょっとしたバックパックの隙間にすっぽりと収まります。
鉄製で耐久性に優れており、使い込むほどに食座がこびりつきにくく育っていきます。
この鉄板は、その耐久性とコンパクトさから、どこへでも持ち運びたくなるアイテムです。
キャンプ以外では、(だいぶ前のことですが)この鉄板をライフジャケットのポケットに入れて沖堤防に行き、釣りの合間に贅沢なお昼ごはんを満喫していました。笑
とんでもなくシンプルなアイテムですが、その無骨さがたまりません。
焚き火でもコンロでも使用できるアイテムなので、ぜひいろんなところに連れていって、ガシガシ使い倒してください。
※アウトドア用のシングルバーナーのコンロで使用する際には、オーリックなんかのOD缶系のコンロではなくて、SOTOのST‐310や、イワタニのジュニアコンパクトバーナーのようなCB缶タイプ、もしくは分離型のタイプのコンロのほうが、鉄板の輻射熱でボンベが加熱されないので安全です。
ヨコザワテッパンはコンパクトなのですが、5mmという厚さのせいで本体重量が1kgあります。
(そのおかげで肉が美味く焼けるのですが…)
「1kgはさすがに重すぎる!」
という方には、半分の大きさ(重さ)になったヨコザワテッパンハーフモデルもあります。
ぱっと見かなり小さく見えますが、これぐらいのサイズがあれば、ソロキャンでは十分実用的な鉄板だと思います。
人気アイテムなだけあって、高級感がある専用木製ハンドルヨコザワステックなどの、専用アクセサリーもたくさん販売されているので、自分なりにカスタマイズして使うのも楽しいアイテムです。
ダイソーのスキレット&ニトリのスキレットのフタ
煮るも焼くもOKなスキレットは、アウトドア料理で非常に重宝します。
しかも、スキレットは鋳鉄製で分厚いので、焚き火料理との相性が抜群です。
僕的に、現地で食材を調達するまでは、事前に何を作るか準備していないソロキャンのときに持っていくことが多いアイテムです。
煮る・焼くが1つでOKなので、対応力があっていいんですよね。
焼き肉でもすきやきでも鍋料理でもスキレットでOK。
スキレットと聞くと、多くの方がメンテナンスが難しいという印象を持たれるかもしれません。
しかし、格安のダイソーのスキレット(確か税込み550円)なら、仮にメンテナンスを失敗してしまっても金銭的なダメージが少ないです。笑
余談ですが、メンテナンスの重要なポイントは、最初にシーズニングを行う。
洗う際には洗剤を使わず、洗い終わってからは火にかけて水分を飛ばしてから油を引く、ということ。
これにより、長く使うことができます。
ダイソーのスキレットは人気のため時々品薄になりますが、キャンドゥーやニトリでも安価で手に入れることができます。
あと、煮物や鍋料理を作るときように、ニトリで売っていたスキレットの蓋を愛用しています。
鍋料理が作りやすくなるので、蓋があると重宝しますね。
僕は、寒い季節は焚き火&スキレットで、よくすき焼きを作ります。
スキレットはちょっと重いですが、そんなにかさばるアイテムでは無いですし、キャンプ料理の幅を広げてくれる調理器具なのでおすすめです。
(安いですしね。笑)
余談ですが、ダイソーのスキレットは550円までくらいの値段で、小さくてコンパクトなモデルや、薄型でミニフライパン的に使えるモデル、四角いモデルなど、いろんなラインナップが展開されています。
きっと気に入るサイズやモデルがあると思うので、ダイソーに行くことがあったら、ぜひチェックしてみてください。
軽くて使い勝手バツグン チタンシェラカップ
アウトドアの食器にはチタン製の深型シェラカップを使っています。
料理の取り分けから、食材の下ごしらえまで幅広く活躍しています。
つか、なんなら家でも普通に食器として使っています。
直火OKなので、ちょっとお湯を沸かしたりするときにも使えるのも便利。
(直に焚き火に突っ込んで湯を沸かすような使い方は推奨しませんが)
重ねるとコンパクトに収納できるので、家族の人数分揃えています。
確かスノーピークの実店舗で買ったような気がするのですが、記憶が定かではありません。笑
ネットで同じのが見つかりませんが、こんな感じの似たようなアイテムだったら、だいたい使い勝手は一緒じゃないかな、と思います。
オモチャみたいで楽しい 100均の極小鉄板
こんなに小さくて本当に使えるの?ってサイズの鉄板ですが、意外と普通に使えます。
スーパーで売っている焼き肉用にカットされた肉なら、2切れぐらいは同時に乗ります。
もちろん、でかい塊肉は焼けませんが。笑
鉄板が小さいので、ソロサイズの焚き火台でも同時調理が可能。
焚き火二口コンロです。笑
この極小鉄板は、ダイソーやセリア、キャンドゥーなんかの主要100均各社から販売されています。
どこで買っても同じかと思いきや、ヘラがセットになっていたり、微妙に厚みが違ったりと、実は各社特徴があって面白いです。
僕はたしかセリアで買いました。
小さいなりにそこそこしっかりとした厚みがあったり、リフター用の穴があいていたり、絶妙な深さのフチがあったりと、結構本格的な作りをしています。
鉄板のサイズが小さいので、同じくダイソーで買った「もんじゃ焼きのヘラ」がジャストサイズ。
鉄板に穴が空いているので、
鉄板の隣に並べられていた、100均鉄板専用ケースに入れて持ち運んでいます。
アウトドア鉄板って気になるけれども、使い勝手ってどうなの?って気になっている方は、お試し100円で鉄板ライフがおくれるのでおすすめですね。
キャンプに行くときに、カバンに1個忍ばせておくと楽しいアイテムです。
20年以上愛用しているキャンティーンセット
たぶん、米軍流出品のキャンティーンセット。
これも、父親からもらったもので、多分30数年前のアイテムだと思います。
水筒本体はプラスチックで、ステンレスのカップがセットになっています。
もともとはキャップと水筒本体をつなぐパーツがついていたのですが、その部分は経年劣化でちぎれたり、水筒をベルトにとめるための金具は錆びて朽ち果てたりと、なかなかに味が出てきていますw
水ギレがよくなるように、カップのフチが微妙にカーブしていて、見た目に反して極細の湯を注ぐことができるので、専用のケトルくらいコーヒーを淹れやすいです。
ぶっちゃけ、トランギアのケトルよりも使い勝手が良いです。
これも父親からもらったものなので、実際どれくらい前のものかはわかりません。
お湯を沸かす用途全般の他にも、日本酒の小瓶がジャストで入るので、キャンプで寒い夜には熱燗を作るのにも活躍しています。笑
もはや僕が使っているのと全く同じ商品は販売されてないとは思いますが、この「水筒+カップ」のキャンティーンセットは人気のアイテムなので、今でも各メーカーから販売されています。
たとえばこういうのとか。
↑こういった、固形燃料やアルコールストーブが使用できる五徳もセットになったモデルなんか、いかにもブッシュクラフト的でカッコいいですよね。
雰囲気が気に入っているので、これからもガシガシ使っていきたいと思います。
キャンプの定番アイテム ホットサンドメーカー
キャンプ料理といえばホットサンドメーカーをイメージする方も多いんじゃないでしょうか?
サクサクのホットサンドは美味いです。
「ホットサンドメーカー」という名前のアイテムですが、フライパンを2枚重ね合わせた的な調理器具なので、焼き物だったらステーキだろうが餃子だろうが美味しく焼けます。
特に、お好み焼きなんかの、普通のフライパンで作ると、ひっくり返すときに緊張する系の料理はかなり作りやすいですね。
なんせホットサンドメーカーは「両面がフライパン」なので、フライ返しやヘラで頑張ってひっくり返す必要がなくて、ホットサンドメーカーをくるっと回転させるだけでOKですからね。むちゃくちゃ簡単です。
あと、ホットサンドメーカー使いの第一人者といえば「リロ氏」
正直、レシピと言うには大雑把すぎますが(良い意味で!)ホットサンドメーカーの可能性の限界を広げてもらえて、目からウロコなんでおすすめです。
僕は、ずっと安いアルミのホットサンドメーカーを使っていたのですが、焚き火に突っ込んでハードに使い続けたせいもあって、だいぶボロボロに。
最近(安いヤツですが)鉄製のホットサンドメーカーに買い替えました。
ちなみに、上下が分離できないホットサンドメーカーも多いですが、こういったセパレートタイプを選ぶと洗いやすいのでおすすめです。
セリアのスピット
僕も愛用しているピコグリル系の焚き火台(僕のはパチグリルですw)を買うと、五徳の代わりとして付属してくるのが「スピット」
細い鉄の棒なのですが、わりとしっかりしているので、五徳としても、しっかりと安定しています。
結構応用が効くアイテムで、二股になっているのを利用して、少し大きめの食材なら焼き網代わりに使うこともできますし…
スピット(串)というくらいなので、もちろんバーベキューの串としても使用可能です。
このように便利なアイテムなのですが、いかんせん細くて小さいので、結構なくしてしまったりするんですよね。
で、この手のスピットの純正品を買おうとすると、1個700円から1000円くらいするんですよ。
結構高いですよね。
僕も1本なくしてしまって困っていたのですが、ある日セリアで買い物をしていると、このスピットを発見。
よくよく考えると、ただの金属の細い棒を単純に加工しただけのアイテムなので、昨今活発な100均キャンプギアとして作るには、格好のアイテムですよね。
予備を含めて、3本買いました。笑
それにしても、セリアのキャンプギア開発担当のチームの方、なかなかガチ勢な雰囲気がしますね。
ランタンの芯とか、焚き火台のスピットとか、純正品は高いのだけれども構造がシンプルで作りやすそう。
かつ100円で販売しても、確実に利益が取れそうで、ニッチだけれども需要があるところを、確実に狙ってきている気がします。恐ろしい。笑
まとめ
以上、僕がキャンプで愛用しているキャンプの調理器具についてご紹介させていただきました。
どれもコンパクトなので、ソロキャン向けなアイテムですが、ウチではファミキャンでもガンガン使っています。
ときどき数十年前の謎の水筒とかがラインナップに入っていましたが、どれも比較的安価で、手に取りやすいアイテムばかりだと思いますので、キャンプの調理器具選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
また今度、テントやタープなんかの他のアイテムも紹介していきたいと思います。
ではまた!