そろそろシーズンも終盤戦の11月末日のこと。
天気予報では向かい風5mとのこと。
冬に向けてどんどん水がクリアになっていっている湾奥ポイントですが、多少風があると水面にさざ波が立ってくれて、日中でもルアーを見破られにくくなります。
あと、向かい風だとベイトも岸際に寄りやすいですしね。
てなわけで、デイウェーディングに行ってきた日記です。
予報外れとるやんけ
ポイントに到着して水辺に立つと、とても風速5mとは思えない超爆風。
時折叩きつけるように吹いてくる風の塊に直撃すると、ちょっと体が持っていかれそうになるくらいな強さの風です。台風並み。
近くの工場の煙突から出る煙も、真横に流れています。
スマホでポイントのリアルタイム風速をチェックしてみたところ…
「瞬間最大風速14.8m」
台風やんw
突風&水面バシャバシャ
水面が荒れすぎていて、潮目もベイトもわかりませんが、鳥はウロウロしているのでベイトはちゃんと入っていると考えて良さそう。
風が強すぎて、鳥もまともに空を飛べていませんがw
せっかく来たのとチャンスはありそうなので、風と波はエグめですが慎重にウェーディングを開始します。
いつも穏やかで、さざ波程度しか立たない湾奥ポイントですが、さすがに今日の波は底からうねっていて威力があります。
しっかり足場を確保しながら移動しないと波に押されて転倒しそうになります。
ころころ変わる風向き
爆風なのも釣りにくいのですが、さらにタチが悪いことに風向きも安定していません。
正面からの風と横からの突風が交互に吹いてくるような感じです。
正面からの風はまだなんとかなるのですが、横からの突風に風向きが切り替わった瞬間、ブーメランのような軌道を描いてVJ-16が叩き落されますw
風が強すぎてどうにもならんw
鉄板にかける
ここまで風が強いと、ジグか鉄板じゃないと、そもそも釣りになりません。
というわけで、信頼と実績のタイニー冷音をチョイス。
ペンデュラムキャストだと、ラインが風に持っていかれすぎるので、橋脚のピンポイント撃ちをするときのようにライナー軌道で狙った場所にルアーを叩き込んでいきます。
それでもまともにキャストしにくいですが、数投げして思ったようにルアーが飛んでいった直後にヒット。
なかなかいいサイズ!
ウェーディングで釣った雰囲気が出るように、シーバスを水につけて写真を撮影しようと頑張るのですが、波が強くてなかなかいい写真が撮れません。
最後になんとか1枚パシャリ。
潮位が上がってきて限界なのと、頭から波をかぶってウェーダーの中まで浸水してしまったので、この1本でウェーディングポイントからは避難しました。
釣行開始から15分のスピード離脱ですw
避難先で1バラシ
ウェーディングを切り上げて陸地まで引き返してきましたが、読み通りに風でベイトは岸近くに寄せられているように感じます。
ほぼ釣りにならんレベルで風が強い中1本釣れたので満足して帰ってもいいのですが、いちおうオカッパリからもちょっとだけやってみます。
しばらくタイニー冷音をキャストしていると、オカッパリポイントでもヒット。
ただこの1匹は残念ながらバラしてしまい、その後時合が終わってしまったのか、反応がなくなりました。
高速でかっ飛んでいく雲の切れ間からは晴れ間も見えますが、雨まで降り始めてきたのでこれにて撤収することに。
その翌週
気温が下がったその翌週。
前回は天候はさんざんでしたが、シーバスの活性は高かったので、またもウェーディングに出かけました。
ポイントに到着してみると…
超絶クリア&ベイト皆無。
湾奥シャローのシーバスのシーズンが終了したことを確信し、そそくさとポイントをあとにしましたw
まとめ
天気予報のはるかに上をいく超爆風&荒天で、なかなかに厳しい釣行でしたが、思った通りにシーバスとベイトが入って来てくれていたのは嬉しい限りでした。
これから真冬へと向かっていくので、ドシャローを真っ昼間とかいう舐めた時間に攻めるのは難しくなってくるとは思いますが、引き続きシーバスは狙っていきたいと思います。
また行こう!
ではまた!