昼間にガッツリと潮が動く季節になり、デイゲームが良い季節になりましたね。
ホームにしているご近所湾奥サーフ、最近まで水が死んでおりまして。
「膝まで浸かったら足元が見えない」
というどぎつい茶色&泡立っているという最悪な状態でしたが、多少なりとも雨が降ったので、少なからず水がマシになっただろうと思い、デイゲームに突撃してきました。
結果から言うと数こそ出ませんでしたが、1時間半ほどの釣行で、元気なシーバスとキビレが遊んでくれたので満足できました。
北風強い
いつものようにバイクで釣り場へ。
ホームポイントは結構な強風。まるで冬みたいに北西からの強風が吹いています。
先日までみたいに、泡立てたドブみたいな水質ではなく、緑色の笹濁りの水色になっていました。
個人的にこれぐらいのにごり方が一番釣れそうな気がして好きです。
あちこちでミズクラゲがふよふよと泳いでいました。
短パンウェーディングの方々
ぼくがエントリーするのとほぼ同じタイミングで、少し離れたところに2人組の釣り人さんがエントリー。
ライジャケではなくて、バッグにロッド二本持ちのバサーみたいなスタイルで、ウェーダーではなくてサンダル&短パンでザブザブと入水されていました。
ガチな装備じゃなくても(水温的に)水に浸かれるのが初夏のいいところですよね。
ただし……
ここは阪神間屈指のエイ地雷原!!
べつにライジャケ着用原理主義者でもないですし(ルールを破っていなければ)人の釣行スタイルにとやかく言うつもりは毛頭ないのですが、見ていてヒヤヒヤしました。
この時期のエイは、膝位の水深のところにも普通にいますからね。
気をつけなはれや!!
ちゃうねん、ボラやねん
んー、アタリ無いなぁ。シブいのかなぁ。
などと思いながらルアーをキャストしていたら、先程のお二人の会話が聞こえてきます。
「あのボイルの出方は、たぶん青物やろ」
「まだルアーが届かない距離だけれども、キャスト範囲内に回ってくるかもしれんからな」
みたいなことをおっしゃっています。
確かに、沖の方で水面がバチャバチャしているんですね。
しかし、おそらくあの水面のバチャバチャは……
ちゃうねん、ボラやねん……
あきらかなボラジャンプでは無いのですが、観察しているとバチャバチャの出方に特徴があります。
おそらくなんですが……
①上空を鳥が通過すると、水面に落ちた鳥の影の通り道がバチャバチャする
→鳥にビビったボラが慌てふためきバチャバチャしている。
②ボラがジャンプして着水すると、その付近の水面が炸裂、さらに連鎖反応を起こしたかのように、炸裂範囲が周囲に拡散する。
→ボラジャンプの着水音にビビった他のボラが慌てふためき逃げ惑う。さらに慌てたボラにビビったボラが暴れる、の連鎖反応w
なんですね。笑
とはいえ、最近この界隈のポイントにも青物が回遊してきているようなので、ワンチャンあるかもしれません。
夢がありますね。
シーバスをもとめてウロウロ
ベイトはいるんですが、今日は頻繁にアタリが出るようなイージーな日では無いみたい。
クラゲやボラにルアーが当たる感触はあるのですが、シーバスからのアタリらしきものは得られず。
ぼくは一箇所で粘りながらルアーチョイスやレンジコントロールで変化をつけて、食い渋ったシーバスを引っ張り出せるほどの引き出しを持っていません。
なので、ルアーを投げるコースを少しずつ変えたり、立ち位置をこまめに移動したりして、なるべくシーバスをスレさせないようには気をつけて釣っていきます。
具体的に言うと
「扇状にキャストしては少し移動」
という、サーフのヒラメ釣りのような方法で、シーバスからの反応を探っていきます。
単純なシラミつぶし作戦です。笑
IP−13で60UPのシーバス
そんなこんなで、探ること1時間程度が経過。
カケアガリ(水深の変化ね)を集中して狙えるポイントにやってきたところでガツンとヒット。
下へ下へと突っ込むような引き方をして、ぜんぜん跳ねない。
しかも、スルスルと寄ってきていたので
「チヌが釣れたのかな?」
と思っていたら、目の前数メートルに来たところで、急に豪快なエラ洗い。
シーバスやん!
そこから、暴れる暴れるw
デイゲームのシーバスはよく引きますが、それにしてもコイツはなかなかのファイターです。
手前の水底がガチャガチャしたところに2、3発突っ込まれてヒヤヒヤしましたが、無事ネットイン。
お?
つか、いいサイズじゃね?
せっかくの久々デイゲームの釣果なので、ちゃんと写真を撮ってみました。
60cmUPのスズキさん。
体高がしっかりあって、いい魚です。
銀ピカできれいな体色をしていますが、ところどころウロコがとれていたり、ヒレが傷ついていたりで、居付きっぽい個体ですね。
ヒットルアーは、シングルフック化される前に買った、旧型のIP−13。
ベイトが小型のハクっぽかったので、サイズ感をあわせてみました。
つか、久々にIP-13 をググりましたが、エグい値段してますねw
購入するなら通販よりも、定価で販売している実店舗がおすすめですね。
小粒の鉄板バイブレーションなら、邪道のタイニー冷音(レイン)もよく釣れます。
IP-13が手に入らないなら、コチラもおすすめです。
クレイジーフラッパーでポチャパクキビレ
シーバスが釣れてくれて安心したので、今度は試してみたかったチニングに変更します。
仕掛けは最近すっかりおなじみになった淀川スタイルのフリーリグ&クレイジーフラッパー(グリパンチャート)。
適当にキャストすること数投目。ルアーが着水するまえに軽くフェザリングをかけて、テンションフォル−で沈めていたら、着底前に竿先がググっと絞り込まれて……
元気なキビレ。
ガッツリ上顎の針がかりしてました。
アジングやったら100点満点のフッキングやね。
う〜ん。銀ピカでかっこいい魚!
それにしても、着水ヒットとは……。
クレイジーフラッパーがすごいのか、フィールドのキビレコンディションがいいのか、それとも、釣れたキビレが、たまたま限界まで空腹だったのか。
ま、なんにせよ、釣れてよかったです!
まとめ
キビレはまだまだ狙えそうでしたが、ここでストップフィッシング。
岸に戻っていく最中に、膝下ぐらいの水深のところで蜘蛛の子を散らすように泳ぎ去ったのは、3匹のせんべいサイズのミニアカエイ。
今年も順調にアカエイが生まれていっているようです。
来年の今頃は、より濃密なアカエイ地雷原を堪能することができそうですねw
そんなこんなで、次の予定があるために、釣行時間は1時間30分程度でしたが十分に楽しめました!
そして帰って、道具を片付けてからは……
家族みんなで須磨の海に行って、ゴロゴロしながら、ちょろっと釣りをしてみたり。
そう、予定とは、まさかの釣りから釣りへのハシゴです。笑
デイウェーディングも楽しいんだけれども、こういう時間もサイコーなんですよね〜。
と、いうわけで、今回はなんてことのない釣行記でした。
ではまた!