シーバスの状況が芳しくない最近の阪神間湾奥。
普段ならよく釣る方々も、今年は苦戦しているみたいです。よっぽど状況が悪い日が続いているんでしょうね。
ぼくはと言うと…
シーバスが厳しくても、チヌならチャンスあるんじゃね?
てな安直な考えで、いつものホームポイントでウェーディングをしてきました。
結果は、1時間半ほどの釣行でチヌが1匹の釣果。
当日のポイントの状況と、どんな狙い方をしてきたのかをサラッと書いていこうと思います。
笹濁りのいい水色
ポイントについてみると、水の色は酷暑が続いたとき特有の赤茶色ではなくて、笹濁りのいい水色。
あんまり泡もありません。
個人的にはこれぐらいの水の色の時が一番釣れそうな感じがしますし、実績もありますね。
王道のフリーリグ&クレイジーフラッパー
チニングといえば、最近の主流はフリーリグを使ったボトムの釣り。
年間2000枚オーバーのチヌの釣果を叩き出す淀川がホームのエキスパート、もりぞーさんスタイルっすね。
年間2000枚オーバーとか、アングラーというより、もはや漁師ですよね。笑
もりぞーさんがYou Tubeで紹介されていたのフリーリグセットを貼って置きますね。
タングステンがコンパクトで飛距離もでていいみたいですね。
根掛かり回避性能を強化したいときには、細長い形状のシンカーを使うと良いらしいです。
言わずとしれたクレイジーフラッパー。
グリパン系の色が人気みたいです。
根掛かり防止のために、オフセットフックを使用します。 このサイズのフックがチニング用のワームにジャストなサイズ感ですね。
ラインストッパーは使用するラインで微妙に種類が変わってきます。 きつすぎず、ゆるすぎないのを選んでください。
パッケージに対応するラインの太さが書いてあります。
シンカー、フック、ラインストッパーとかの小物は、ネットで買うより実店舗で調達するほうが選びやすくて良さそうですね。
フリーリグのボトムの釣りは飛距離が出ますし、従来のズル引き系の釣りと違って比較的早いスピードでルアーを引いてきてOKなので、勝負が早いのがありがたいですね。
さすが大河川淀川で結果を出している釣り方なだけあります。
マイホームポイントもだ広いポイントなので、ルアーを遠投してテンポよく探っていきます。
釣れねぇ
3,40分ほど移動を繰り返しながらあちこち投げてみたり、ただ巻きだけではなくてボトムバンプを混ぜてみたりと工夫してみましたが、アタリ無し。
心が折れたのでTiny冷音にルアーチェンジをして、あわよくばシーバスも釣れてくれないかなというヨコシマな思いで釣りを続けます。
気が抜けきったベイトども
シーバスのベイトはいるのかというと、ハクがマイクロベイトから成長して、なかなかいいサイズになっています。数も十分。
ただ、全然追われている気配がないんですよね。
ハク野郎ども、完全に気が抜けきっています。
とりあえず先程と同じように、冷音を遠投しながら細かく移動を繰り返して広範囲を探っていきます。
Tiny冷音(レイン)を使った狙い方
ルアーのアクションの付け方は冷音を、Tiny冷音(レイン)をほんの気持ち程度沈めてのやや早巻き。
このポイントはボトムに岩や障害物がゴロゴロしているので、根掛かりしないように注意しつつも、沈んだ岩の頂点に冷音を軽くぶつけながら引いてきます。
根掛かりと紙一重の釣り方ですが、岩に冷音がぶつかって、ふらついた次の瞬間に魚が食ってきます。
めっちゃよく釣れる釣り方です。
潮位が高すぎるとウェーディングでポイントに入れませんし、低すぎると根掛かり連発で釣りにならないので、ちょうどいい潮位のタイミングで釣りに行くのが一番重要なテクニックだったりします。笑
チヌヒット
あちこち投げ分けながらガツガツと岩に当てながら巻いてくると、手前竿2本分程度の距離にある沈んだ岩に冷音が当たってバウンドした次の瞬間にガツンとヒット。
釣れたのはいいサイズのクロダイ。
キビレじゃなくて、マチヌっすね。
フリーリグでは不発だったのに、鉄板バイブなら釣れるとは……
慣れの問題ですかね?笑
なにはともあれ、ボウズをくらわなくて良かったです。
まとめ
Tiny冷音はよく釣れる!
IP-13は手に入らなくても、冷音なら安定供給されているぞ!笑
暑い毎日が続いて水質が悪化するシーズンでも、雨の後ならチャンスがありますね!
次はフリーリグでも釣るぞ!笑
ではまた!