がーくん水産~2号店~

阪神間在住の5才児の父による、近隣メインのフィッシング&キャンプなんかのアウトドアアクティビティを中心としたブログです。いろいろご縁がありまして兵庫県北部但馬地方推しになっています。雑多なブログですがよろしくお願いいたします。

効率よくタックルやルアーを揃えるための考え方についてつらつらと

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前回釣具を買うなら冬がいいよって話をさせてもらったので、今回はタックル選びの考え方について、とくに対象魚を絞らずに大まかに書いてみたいと思います。

 

www.garkunsuisan.com

 

参考になれば幸いです。

ネットや雑誌なんかでは、日々さまざまなタックルが紹介されていますよね。

「〇〇が爆釣するルアーはコレ!」

とか

「ぜったい持っておきたいロッドはコレ!」

みたいな情報があふれかえっていますが、肝心なのは自分が行くポイントにあったルアーやタックルを選ぶこと。

同じ対象魚でも、地域やポイントの特性が違えば食ってるエサも違います。

当然よく釣れるルアーや、使いやすい竿も変わってくるワケです。

なので、いろんな情報を仕入れるのはいいんですが、それを鵜呑みにせずに自分がよくいくポイントに落とし込んでタックルを選ぶことが重要になってきます。

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リール選びについて

リール選びの考え方は比較的シンプルで、やはり値段が高いものほど純粋に性能がいいです。

後述する竿に関しては、ハイエンドモデルになるほど監修者の釣り対するこだわりや、監修者がメインで釣りをしているフィールドの特性が多分に影響する(逆に中級機種だとクセがなくて使いやすいモデルが多いです)のですが、リールは機械なので純粋な性能の高さを求められることが多いからだと思います。

ぼくは基本ダイワ派なんで、ダイワリールで話をさせてもらいますね

価格が高いと性能がいい

やはりハイエンドモデルのリールは性能がいいです。

防水性能が高かったり、シンプルにいいギアを使っているので回転がとてもなめらかっだったり。

なので予算に糸目をつけずに、文句なしに良いリールがほしければ、イグジストを買っておけば間違いが無い。

ですが、お値段が問題ですよね。笑

なので、人はリール選びに迷うのです。笑

高級モデルにも頑丈系と軽量系

他にも高価格帯のリールで人気なのが、セルテートルビアスエアリティ。

最高級機種イグジストの次ぐ価格帯のリールです。

この2つはどちらが性能が上とかではなくて、セルテートは頑丈さ、ルビアスは軽さ・繊細さに特化させた機種のリールです。

当然、頑丈なリールの方がパワーファイトが得意ですし、軽量・繊細なリールの方が感度がよく、ちょっとした流れの変化でも感じ取りやすいです。

この2つのどちらかを選ぶのであれば、対象魚、または自分がよく行くポイントの特性で選べばいいと思います。

たとえばシーバスだと

水中に障害物が多くて、魚が掛かったらゴリ巻きしないと切られてしまうような場所や、激流の河川などのパワーファイトが必要なポイントなら頑丈なセルテート。

逆にそうで無いなら、流れの変化やアタリを感じ取りやすい、軽量・繊細なルビアスが向いているかなと思います。

余談ですがにぼくの愛機は16セルテート。

昔のモデルですが、さすが頑丈なだけあって、シーバスからサーフのヒラメ・青物、はてはちょい投釣り(笑)まで使い倒していますが、未だにバリバリの現役です。

最近のコスパモデルもすばらしい性能

高価格帯のモデルが性能が良いのは当たり前なんですが、最近ではコスパが良い価格のリールの性能もどんどん上がってきていて、なんら問題なく使えるものばかりになってきました。

フリームスも持っていますが、全然いいリールでした。

なので、無理をして高いリールを買わなくても、レガリスレブロスフリームスレグザカルディアあたりのリールを予算に応じて選べば、高級機種ような滑らかさや頑丈さは無いかもしれませんが、基本性能はきちっとしているので実釣にはなんら問題は無いです。

ぼくもショアジギングでカルディアを愛用しています。

ハンドルノブはカスタムしていますが

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ハイエンドモデルを長く使うか、コスパモデルを買い替えながら使うか問題

リールの選び方の悩ましいところに、ハイエンドモデルを長く使うか、コスパモデルを買い替えながら使うか問題。

があります。

いくらハイエンドモデルとはいえ、長い間ヘビーに使っていると、ギアはヘタってくるし何かしらのガタは出てきます。

どれだけ良いリールでを買っても、そしていくら最近のリールの耐久性が高いといっても、定期的に整備をしないと初期の性能を保てないんですね。

あと、落としたりなんかの事故で壊してしまう可能性もありますし。

ハイエンドモデルとはいえ、最初の使い心地が永久に続く訳では無いんです。

と、いうことは当然こういう考え方もでてくるんです。

「無理にハイエンドモデルを買うのではなくて、コスパがいいモデルを定期的に買い替えた方がいいんじゃないか」

確かに傷んでガタがきたハイエンドモデルより、新品の中価格帯やコスパがいいモデルのほうが性能的にはいいですからね。

まぁ、このあたりは好みの問題になってくるので、どっちがいいかは決めにくいです。

ハイエンドモデルをバシバシ買い換えることができる富豪ならそれがいちばんですが、そんな人はまずいませんからねw

ただ、慣れないうちは、扱いを知らないがゆえに雑にリールを扱ってしまったり、無理な負荷をかけてダメージを与えてしまったりするので、まずはコスパのいいリールから使ってみるのが個人的にはオススメですね。

竿選びはむずかしい

とりあえずハイエンドモデルは文句なしにいいものだったリールと違って、難しいのが竿選びです。

竿はリールよりはるかに多くのメーカーが作っていて、色々なコンセプトの竿が世の中にあふれかえっている上に、単純に価格が高い竿が使いやすいかと言われると、そういうわけでは無いからなんです。

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ハイエンドモデルの竿が万能とは限らない

ここでもダイワを例に話をさせてもらいます。

例えばダイワのシーバスロッドだと、価格帯的に(中価格帯から)

ラテオラブラックスAGSモアザンシリーズ

と高価になっていくんですが、モアザンが一番高価ゆえに全てにおいて万能かというと、リールと違ってそんなことはないんですね。

www.daiwa.com

むしろ万人に使いやすいオールマイティーさという点では、一つ手前のラブラックスAGSが上かもしれません(あんまり人気がないみたいだけど。笑)

竿はコンセプトモデルであふれかえっている

モアザンのHPを見てもらえるとわかると思うのですが、モアザンってというか、世のロッドメーカーのハイエンドモデルのほとんどが、なにかしらの「コンセプトモデル」なんですよ。

モアザンシリーズも〇〇ML△△カスタムっていう名前ですよね。

各ロッドメーカーの最上位機種って、プロアングラーが監修についていることがほとんどなので、担当プロが考える「こんなロッドがほしい」っていう思想が色濃くでているんですね。

たとえばダイワのシーバスロッドの最上位機種のうちの一つモアザンブランジーノEX AGS 87LML アーバンサイドカスタム。

幅広いシチュエーションで使えるロッドで、モアザンシリーズの中でも初期からあるシリーズの竿なんですが、最初にシリーズのコンセプトの根底にあったのは

「アーバンサイド」

すなわち都市型河川の攻略を想定した竿なんです。

人口が多い激戦区でスレたシーバスを食わせるために、小さなルアーも扱える繊細さですとか、

橋脚際にタイトにルアーを打ち込めるキャスト精度の出しやすさですとか、

運河の柵越しでも釣りがしやすいように、取り回しを意識して設計された短めのグリップですとか。

性能がいいのはもちろんなんですが、万能選手というよりかはこういうシチュエーションならむちゃくちゃ強いっていうコンセプトの、一点がとんがった性能のロッドが多いんです。

とはいえ、いい材料を使っているので平均値も十二分に高いのですが。

なので、自分がよく行くポイントの特性が把握できていなかったり、自分が得意な釣り方がはっきりしないうちにハイエンドモデルの竿に手をだすと、

「なんか自分のスタイルとは合わないな...」

っていうことが起こりかねません。

まずは中価格帯でオーソドックなものがオススメ

なので、自分のスタイルや、よく行くポイントの特性を完全に把握していないうちは、まずはベーシックでオールマイティーな竿を買うことをおすすめします。

例えば、

「これからシーバス釣りを本格的に始めようかな」

という人がいたなら、ぼくはダイワの中価格帯のロッドであるラテオをオススメします。

この価格帯の竿にしては文句のない性能に仕上がっていると思います。

その中でもポイント特性とか使うルアーとか、日中に釣りをするか夜釣りをするかもわからない段階で、決め打ちで買うとするなら96MLかなと。

ルアーにおいては、ナイトゲームで使うミノーやシンキングペンシル、 渋いときの切り札のワーム、デイゲームで多用するメタルバイブレーションやVJジョルティなんかのルアー、はてはライトショアジギングもこなせる30g程度のメタルジグまで幅広く扱うことができます。

タチウオのワインドでも使えますね。

また、使う場所においても港湾や沖堤防から河川まで一番幅広いシチュエーションに対応できるのがこの長さのロッドです。

自分がメインで釣りに行くポイントが湾奥運河で、柵があったり障害物があったりして長い竿では取り回しが悪いとかでなければ96MLをえらんでおけばハズレがないかなと思いますね。

その上で、どのような場所をメインの釣り場にするかはっきりしていたら、

小場所の運河によく行くので、取り回しが良くて精度高くルアーをキャストできる竿がいい→86ML。

大河川やサーフなんかの大場所がメインで、少しでも飛距離を稼ぎたい→100ML。

みたいに竿の長さを調節してみればいいと思います。

リール&竿の購入方法番外編もしくは裏技

さて、ここからはリール&竿の購入方法の裏技というかなんというかなんですが。

ここ最近では、簡単に商品を取引できる各種フリマアプリが流行っていますよね。

それを利用してハイエンドモデルをお手頃価格で使うことができるんです。

どういうことかというと、この方法、ぼくの友人が実際にやっていテクニックなのですが

「とにかく有名メーカーの良いものを買う」

「(1年とか2年とか)ある程度使ったら、傷んでいないうちにフリマアプリで売る」

「売ったお金を資金源に、新たにハイエンドモデルのタックルを購入する」

っていうことをやっていました。

ようするに、新しくてガタが来ていないハイエンドモデルはリセールバリューがめちゃくちゃいいので、売ったお金を資金源に新たにハイエンドモデルを買うと少ない出費で最新機種を買うことができるということなんです。

つまり、買って売ってを繰り返すことで、実質リース的・サブスク的に新品の最新機種を使い続けることができるんですね。

この方法、あんまりやっている人がいませんが(道具に愛着が湧いてしまうぼくもやっていませんが。笑)新しいアイテムに興味がある人にとっては賢いタックルの買い方だなと思いした。

少ない出費で、常に最新モデルを使い続けることができるんですからね。

追記、フリマアプリを初めるなら今がチャンスです

余談ですが、この記事を書いているときにちょうどメルカリがかなりオトクなキャンペーンを初めていました。

まだメルカリに登録したことがない人限定なんですが、下記の紹介コードを入力してメルカリに新規登録すると、なんとメルカリポイントが2000円分もらえるキャンペーンです。

【キャンペーンコード】

ZRRQUU

メルカリのポイントは、メルカリアプリ内の買い物だけではなくて実店舗でも使用することができるので、実質アプリ登録だけで2000円もらえるチャンスです。

われらがフィッシングマックスもメルペイ払いに対応しているので、これを機会にオトクにタックルをゲットしちゃってください。

https://jp.mercari.com/

なおキャンペーンは1月23日までらしいので、アプリの登録はお早めに!

ルアーの選び方

一番地域差、ポイント特性、釣りのスタイルの違いが出るのがルアーだと思います。

よく雑誌やネットの情報で、

「〇〇っていうルアーを使えば爆釣」

みたいな情報が出回っていますが、それを鵜呑みにしてしまうと一番騙されるのがルアーです。

ま、情報を書いている方も騙そうとしていなし、受け取る側が勝手に勘違いしてしまう要素が多分にあるのですがね。笑

ぼくも、〇〇っていうルアーがよく釣れる!

っていう情報を、ネットや雑誌で得たら、疑いもせずにルアーを買っていた時期がありました。

おかげでこんなことになってしまいましたw

どのケースもパンパン。これでもまだ全部じゃないんですよw



シーバスを例えにだして解説すると

たとえば同じシーバスにしても、地域によって食っているエサは違います。

さらに、水深がある港湾部で釣るのか、河川で釣るのか、ウェーディングで干潟で釣るのかといった、場所によってもよく釣れるルアーはかわってきます。

たとえば深さ1m程度の干潟で、水深がある港湾で使うような30gのスピンテールジグなんか沈みすぎて使えませんからね。

その地域のシーバスが普段食べているエサ、ポイントの特性を意識して、適したルアーを選ぶことが重要なんです。

ご当地パターンの重要性

そして、同じシーバスでも地域やポイントによって食ってるエサが違うんですよね。

当然、反応がいいルアーも変わってきます。

たとえば、東京で秋の大型シーバスが狙えるのは、コノシロを偏食しているシーバスを狙う

「コノシロパターン」

らしいですが、阪神間で秋に大型のシーバスを狙うなら

「マイワシパターン」か「サヨリパターン」ですからね。

ここ数年、地元のサヨリパターンがなくてぴえんですが。

秋のベイトパターン一つとっても、地域差やポイント差によってもよく釣れるルアーは変わってくるんです。

流れの速さがルアーに与える影響

流れの速さもルアーの選択においては重要なファクターの一つです。

たとえば大潮のアジュール舞子でショアジギングをしようと思ったら、30gのメタルジグでは流れが早すぎてまともに使えませんからね。

また、プラグでも許容する流速は限界があります。

流れが速いポイントなら、その速い流れの中でもアクションが破綻しないルアーを選ばないと、そもそも釣りにならなかったりします。

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足場の高さとルアーのアクション・潜航レンジ

プラグなら、よくルアーのパッケージに

「潜航レンジ〇〇cm」

とか書いてあったりすると思いますが、釣り人が立っている足場の高さは、ルアーの潜航レンジにかなり影響を与えます。

足場が高ければ、潜ろうとするルアーを上から引っ張る形になるのでルアーが潜りにくくなりますし、

足場が低ければルアー本来の潜水能力が発揮されるので、パッケージに記載されている潜航レンジか、それ以上にルアーが潜ります。

たとえば、阪神間で人気の沖堤防、武庫川一文字は、沖向きが水面まで5mほど高さがある、むちゃくちゃ足場が高いポイントです。

武庫川一文字で、よく青物の釣り番組で使われるようなダイビングペンシルでブリを釣ろうとしても、ダイビングペンシルの種類によっては足場が高すぎてまともにアクションさせるのが難しいんですね。

なので、プラグなら足場が高い場所で使ってもしっかり潜ってくれるセットアッパーや、ルアーアクションが足場の高さの影響を受けないビックバッカーみたいなメタルバイブレーションが人気なんです。

もちろん、よく釣れるルアーだから人気だということもありますが。

ポイントの水深によって活躍するルアーが変わってくる

ポイントの水深によっても活躍するルアーが変わってきます。

さきほどちらっと書きましたが、ルアーを揃えるときには、自分がよく行くポイントの水深を考慮して選んでみてください。

たとえば

水深2m未満のような浅いポイントでは、重たいメタルバイブレーションは底を擦りすぎてすぐ根掛りするので使い物にならないですが、

水深5m以上の足場が高い港湾部なら、底まできっちり攻めきることができるので釣果につながるルアーになります。

水深が浅い場所によく釣りにいくなら、浅いレンジを引けるルアーを揃えて、

水深が深い場所によく釣りにいくなら、表層を狙うルアーに加えて、メタルバイブレーションのような、中層から底までしっかり攻めきれるような沈むルアーもラインナップに加えるといいですね。

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まとめ

と、いうわけでタックルの選び方の大枠についてつらつらと書いてみました。

自分がよく行くポイントが阪神間の釣り場なので、おのずと阪神間用のタックル選びが基準になってくるかと思いますが、まだ書きたいネタがいっぱいあるので「魚種別のタックルの選びかたについて」なんかの記事も更新していこうと思います。

お時間あればおつきあいください。

ところで、青物・シーバス・ライトゲーム、どれに需要があるんですかね?

やっぱり人気の青物かな?

実は意表をついてヒラメとか?笑

ご意見があればお聞かせください。

ではまた!