がーくん水産~2号店~

阪神間在住の5才児の父による、近隣メインのフィッシング&キャンプなんかのアウトドアアクティビティを中心としたブログです。いろいろご縁がありまして兵庫県北部但馬地方推しになっています。雑多なブログですがよろしくお願いいたします。

シルバーウルフ76MLB&アルファスSV TW チニングタックルセットのインプレ

スポンサーリンク

ライト目なシーバスタックルを流用してチニングを楽しんでいたのですが、そのうち専用のタックルが欲しくなってしまうのがアングラーの性。

せっかくチニング専用タックルに手を出すならと、最近流行りのタックルで気になっていた「ベイトチニングタックル」に手を出してみました。

勢いで購入しましたが、自分にとってベイトタックルでのキャスティングの釣りは完全に未知の領域。

以前はちょくちょく沖堤防にシーバスを釣りに行っていて、岸壁ジギングは嗜んでいたので、ベイトリールを使っての「垂直に落とす釣り」は経験があったのですが、ベイトタックルのキャスティングの釣りはずぶの素人です。

そんな素人の自分がベイトタックルを使い込んでみて、4ヶ月ほどが経ちました。

それなりに使い込んだので、ある程度インプレができるだけの知見は溜まったと思います。

自分も完全にベイトタックでのキャスティングの釣りが初体験のところからのスタートだったので、これからベイトタックルを初めようと考えている初心者さんの参考になればな、と思います。

よろしければお付き合いくださいm(_ _)m

シルバーウルフ76MLB-S・W

自分が選んだロッドは、シルバーウルフ76MLB-S・W

シンプルでカッコいいデザインです

ロゴも素敵

 

どんなロッドかダイワのHPに紹介文が載っているので、引用します。

フリーリグに対応!チニング・エントリーロッドの決定版 チニングロッドのエントリーモデル「シルバーウルフ」がニューコンセプトの「アーバンチニング」モデルとなってモデルチェンジ。

上位モデルとコンセプトを共有化した硬いソリッドティップ、軽量でキャストしやすいブランクス、多点配置の小径ガイドを搭載したことで、操作性が大きく向上。

フリーリグといったボトム系のリグを中心に、トップウォータープラグ、シンキングペンシル、チヌ魂などに幅広く対応するラインナップ。

スムーズで癖のないキャスト性能、高いルアー操作性、クロダイのバイトに遅れることなく即フッキング移行できるレスポンスを持ち合わせている。

 

とのこと。

文中の

「アーバンチニングモデルとなってモデルチェンジ」

とはなんぞや?ってかんじですが、シルバーウルフシリーズのハイエンドモデルである「シルバーウルフエア」を、チニングのレジャンドアングラーもりぞーさんが監修して作ったので、スタンダートモデルであるノーマルシルバーウルフも、上位モデルのコンセプトを踏襲して作り直したってことだと思います。

さて、このシルバーウルフ、さすがチニング専用設計なだけあって、フリーリグチニングを楽しむのに最適なロッドになっています。

そんなシルバーウルフシリーズの中で自分が購入したモデルは76MLB-S・W。

シリーズの中では一番汎用性が高いモデルになっています。

適合ルアーは4gから18gとなっていて、チニングで多用する7g前後のシンカーを使ったフリーリグが気持ちよく飛ばせる調子になっています。

それでいてMAXル18gまで対応しているので、シーバス用のルアーも十分キャストできるだけのパワーがあります。

ソリッドティップ

シルバーウルフには、張りが強くて短めのソリッドティップが採用されています。

このため、しなやかさがあり食い込みが良いのですが、張りが強めなので、ソリッドティップにも関わらず、ボトム感知能力と根掛かり回避能力に優れています。

この柔らかさと張りの強さが非常に良いバランスで、フリーリグのボトムの釣りにうってつけなんじゃないかと思います。

多点ガイド

シルバーウルフのガイドセッティングは小口径・多点ガイドとなっています。

小さいガイドがたくさんついています



おそらくPEラインの使用を強く意識したセッティングで、糸絡みのやラインのバタつきの防止に貢献しています。

強風下の釣りでは恩恵が大きいと思います。

また、ガイドが多いと感度・ロッドパワーの向上するというメリットがあります。

(↓こちらの記事に詳しく書かれていますね)

tackle-net.com

シルバーウルフ76MLBはライト目なロッドなんですが、実際にチヌがかかったときにゴリ巻きしてもロッドパワーの不足は感じませんでした。

使用感

中価格帯のロッドですが、かなり性能が高く非常にコスパが良いロッドだと思います。

きっと上位機種で培ったノウハウがフィードバックされていて、かつ万人に使いやすいようにチューニングされているんでしょう。

ボトム感知やバイトに関する感度は申し分無いですし、ソリッドティップが絶妙にいい仕事をしています。

無論、ファイトも問題無し。チヌとのやり取りを思う存分楽しめます。

さすがチヌ用ロッドなだけあって使いやすい!



特に強いこだわりが無いのであれば、チニングに必要な性能はすべて兼ね備えているロッドだと思います。

正直

これ以上のロッドはいらないんじゃないの?

って思いますね。 性能的には必要十分で申し分ありません。

気に入ったのでこれからもガッツリ使い込んで行こうと思ういます。

余談ですが、ラテオにしろシルバーウルフにしろ、大手メーカーの中間価格帯のロッドは、価格に対して性能が異常に良いことが多いので、文句なしにおすすめできるアイテムが多いですね。

違うジャンルのロッドを選ぶときも、ダイワ&シマノの2万円台のロッドを選んでおけば間違い無いと思います。

リール アルファスSV TW

シルバーウルフに合わせるリールは色々調べて悩んだ結果、アルファスSV TWの800S−XHLを選びました。

左巻きしかできないので左ハンドルを選びました



これもロッドに引き続き、ダイワの中価格帯のアイテムです。

選んだ理由は、ギア比8.5、リール一巻き85cmという「早すぎないハイギア」が自分好みだったのと、軽量リグでも快適にキャストできそうなリールだったから。

結果、自分のホームで多用する5g程度のフリーリグからVJまで快適にキャストできる性能のリールで大満足しています。

あと、ベイトリールのなかでも小ぶり方なので、パーミングがしやすかったですね。

てのひらにすっぽりとおさまります

 

使い勝手が申し分なく、かなり満足しています。

ただ、生粋のソルトアングラーとしていまだに少し慣れないのはドラグ音が無いこと。

スピニングリールばっかり扱ってきた身としては

「ドラグが出ているのに無音」

っていうのは、ちょっと違和感がありますね。

ナイトゲームでは特にね。

それ以外は文句なしのリールですね。

「SVコンセプト」でバックラッシュ知らず

古いベイトリールしか扱ったことがなかったので、ベイト=キャストが難しくてすぐにバックラッシュするっていう恐怖感を持っていたのですが、アルファスを使ってみてびっくり。

ぜんぜんバックラッシュしません。

ブレーキさえちっちりセッティングしてあげれば、ほとんどバックラッシュすることはありません。

強烈な向かい風の日も多々ありましたが、ほとんど問題ありませんでした。

ブレーキセッティングも、ゼロアジャスター(メカニカルブレーキ)を最初に「スプールガタ ゼロ」の位置に調整してあげれば、あとはマグネットブレーキだけの調整でOK。

釣行中にゼロアジャスターを再度調整する必要が無いので超簡単です。

無限のブレーキ調整パターンから調整をださないといけなかったT3MXの時代から考えると、信じられない進化ですね。

(あれはあれで面白かったですが) ダイワのマグネットブレーキは、本当に調整が簡単なブレーキシステムなので、ベイト初心者の人でも、使っているうちにすぐに感覚で調整できるようになると思います。

かなり直感的に扱えるブレーキだと思いました。

【余談】今、自分がベイトリールを買うなら…

アルファスSV TW、大満足しているリールなのですが、今自分がベイトリールを買うなら、ソルティストTW PEスペシャルを選ぶと思います。

www.daiwa.com

リールの糸巻き量がPE対応になっていますし、なによりスピニングリールと同じようにドラグクリック音が鳴る仕様になっているのが大きい!

しかも価格もアルファスと同じくらいなんですよね…

じゃあ、なぜアルファスを選んだのかというと、ソルティストは23年9月発売のリールなので、自分がチニングタックル一式を揃えたときに、まだ発売されていなかったんですよね…

ソルティストSV TWの発表があったのは自分がアルファスを買った直後だったので、実はちょっとショックでしたw

まとめ

ソルティスト事件はありましたが、アルファスの使い勝手になんら不満があるわけではありませんし、シルバーウルフ76MLB-Sの性能にも大変満足しています。

これからもシルバーウルフ&アルファスのセットでガンガンチニングをやっていこうと思います。

ではまた!!