前編では猪鼻谷フォレストパークキャンプ場をさらっとご紹介しました。
今回からが本題です。
 
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サバイバルの幕開け
本日のお宿はサバイバルサイト。
ご覧の通りの、ただの野です。しかも心憎いことに、草ボーボー気味。
風情がありますね。
「電気?水道?トイレ?シャワー?なにぬるいこと言ってるの?」
という、管理者からのメッセージが伝わってきますね。
昨今のグランピング人気に端を発するアウトドアブームに一石を投じるような、意欲的なサイトです。
子連れでこのサイトを利用することを知っていた心優しいオーナーさんが
「トイレと水道が遠くて不便やろ?」
「便利なスカイサイトが空いているから、使ってもええねんで」
といってくれました。
「こんな小さいこどもを、こんなところに泊まらせたら可愛そうやわ」
とも。笑
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今回は奥さんがいないキャンプなので、息子にいつもよりちょっときついキャンプを体験させる良い機会。
お気持ちはありがたかったのですが、スカイサイトはお断りして、当初の予定通りにサバイバルサイトを利用することに。
てか、こんなところに泊まらせたらかわいそうって、アナタのキャンプ場でしょう!
とツッコミそうになりました。どんなボケやねん。笑
ちなみに、連休の中日だというのに、ぼくら以外無人。
なんと貸し切りでした。
ますます素敵ですね。
運搬作業
車は下のスカイサイトの駐車場におかせてもらって、まずは荷物の運搬を開始。
とは言っても、ソロキャン装備+αぐらいの荷物しか持ってきていないので、リュック1個と小さなキャリーが1つだけ。
息子がキャリーを押して手伝ってくれました。
これから待ち受ける過酷な運命も知らずに、実に楽しそうです。
ちなみに今回は(小さいサイズですが)クーラーボックス2個持参という贅沢の極み。
緑のクーラーボックスの中には肉が詰まっていて、茶色のクーラーボックスの中には酒がパンパンに詰まっています。
煩悩の塊ですね。
荷物が多い方は、希望すればキャタピラカーで駐車場から荷物を運搬してもらえるみたいです。
(たしか有料でしたが)
ありがたいですね。
テント設営
荷物を運び終わったので、今度はテントを設営します。
ま、テントっていうか、テントと蚊帳の中間みたいなブツなんですが。
こんなやつ。
ポールが足りないので、拾ってきた枝も使用。
パーゴワークスっていうメーカーが販売している、ニンジャネストっていう商品です。
直訳すると「忍者の隠れ家(巣)」
本来は超便利タープ「ニンジャタープ」とセットで使用する商品なのですが、ニンジャタープは持っていないので、破格の中華製3m正方形のタープを屋根として使用しています。笑
サイズ感的には全く問題なし。
ミニマル系のアイテムを販売しているパーゴワークスの商品なだけあって、このニンジャネスト、たためば鬼コンパクトになります。
その割には、2人入ってもかなり余裕がある、ゆとりのある居住空間。
普通のテントって結構密閉されているので、いまいち風が通りにくかったりします。
その点、このニンジャネストはタープを高めに張ればなんぼでも風が通るので、夏キャンプでも涼しかったです。
ただ、見ての通り、ポールでたてる、自立しないテントなので、強風などの悪天候には弱いです。
このあと、その脆弱性を身を以て実験することになるとはつゆ知らず。。。
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キャンプ場散策
自然豊かなキャンプ場だったので、キャンプ場散策が楽しかったです。
写真は栗ひろいをしているところ。
栗の季節じゃないので、まだイガが青いですが、いっぱい落ちていました。
息子氏、栗のイガが面白かったらしく、必死で集めて遊んでいました。
楽しんでいるのは良いのですが、拾った栗を父に投げつけてくるというテロ行為はご勘弁です。
ちくちく痛い。
本命の川遊び
いよいよ本命の川遊びへ。
このキャンプ場の人気のアクティビティ(?)なので、結構遊んでいる子どもたちが多かったですね。
多いって言っても、基本的に空いているキャンプ場なので数名でしたが。笑
山の中なので渓流感がある川。
大きな岩がゴロゴロしています。
ちょっと前まで、足場が悪いところにはビビって近寄らなかなかったのに、今回はモリモリ突撃していました。
息子よ、強くなったな。
大怪我をしない程度の、少々の転倒なら、僕のリアクションが
「転んで大丈夫!怪我はない!?痛くない!?」
じゃなくて、
「豪快にコケたな!笑 いいコケっぷり! ナイス!」
だったせいか、息子も笑いながらガン攻めしていました。
いいぞ!
ガサガサスタンバイ。
捕る気まんまんマン。
いっちょ前にハンターの顔をしていますね。笑
そして、予想はしていましたが、躊躇することなくズボンが浸水する水位まで、着の身着のままで入水。
キャンプ早々に着替え1アウト。
おっふ。
替えの着替え、足りるかな。
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という、息子のやりたい放題大冒険を、水につかって涼みながら傍観を決め込む父。
水が冷たくてきもちいいです。
ガサガサ&ゴクゴク
ガサガサスタート。
「とにかく岩のスキマとか草のなかに網を突っ込んでガサガサするんだ!」
と、簡単にガサガサのやり方だけを教えて、あとは息子主体でやらせてみることに。
良い岩の下を発見してガサガサ!
お魚ゲット!
楽しんでいる息子をながめつつ、ぼくは川で涼みながらレモンサワーをゴクゴク!
もいっちょガサガサ!
今度はエビさん大漁ゲット!
エビを捕まえてハシャイでいる息子を見ながら、もう一本ゴクゴク!
もう、完全に優勝です。
いっぱい採れて息子ニコニコ。
いっぱい飲んで父はベロベロ。
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テントに帰ってご飯にしましょう。
帰り道でエクスカリバー(長い木の枝)を拾って、最後まで大満足。
長い棒さえあれば、一生遊んでいますからね。
息子的にも優勝ですね。
優勝晩ごはん
暗くなってから晩御飯の準備をするとめんどうなので、明るいうちから晩ごはんにします。
ま、今回の晩ごはんは、すべて焼くだけ加熱するだけなので、実は面倒なことなんてほぼないんですが、すでに痛飲して酔っぱらいレベル7(10段階中)の自分には難易度が高かったです。笑
夏で暑いとおもって焚き火をするつもりはなかったのですが、山のキャンプ場で意外と涼しかったので、息子の希望もあって(息子は焚き火大好き)晩ごはんは焚き火で調理することに。
薪というか、枯れ枝はフォレストサイトに無限に落ちていたので、秒で大量に拾うことができました。
メニューはお気に入りのヨコザワテッパンで肉とか野菜を焼くだけのシンプルごはん、あとは自宅で切って仕込んできた材料を100均スキレットにぶち込んで、市販のアヒージョのもとで味付けするだけの手抜きキャンプめしです。
キャンプ飯なんてこれでいい、これがいい。
実は父も楽しみにしていた焼きもろこし。
結構仕込んできたのに、息子に全部食われてしまいました。泣
まとめ
テントの設営楽しかった!
川遊び楽しかった!
川に浸かりながら飲むレモンサワーはサイコー!
晩ごはんもシンプルながらサイコー!
そして、次回は波乱板状のキャンプ後編に…
続く!!