今年の秋は、まだ近隣シーバスの釣果がパッとしないのと、ひさびさにヒラメや青物が釣りたくなったので、ホームポイントに行ってきました。
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ひさびさの朝マヅメ
夜明け前に起床して、太陽がのぼる前にポイント入り。
ひさしぶりに来るポイントなのですが、今までなかった消波ブロックが増えていたり、波で地形が変わっていたりと、なんやかんや様子が変わっていました。
ざぶざぶ入水して釣り開始。
小さくてもヒラメはヒラメ
いつものように自分的ヒラメ最強ルアー、パワーシャッドを装着して、歩き回りながら辺りを一通り探るもノーバイト。
ならばヒラメだけではなくて、青物も同時に狙っていこう考え、マキッパにルアーチェンジ。
ソゲ。
小さくてもヒラメはヒラメです。
これでボウズではなくなった。異論は認めない。
小さすぎるので、さすがにリリースします。
SOGEソゲ!
— がーくん (@garkun484) 2021年10月10日
ときおりナブラは発生するけど、遠い&超短い。 pic.twitter.com/KarnaV50EP
ヒットルアーはメガバスのマキッパ。
初めて使いましたが、使いやすい上になかなかの飛距離。
メタルジグにはかないませんが、スピンテール系にしてはかなり飛んでいる方じゃないでしょうか?
トレブルフックじゃなくて、シングルフックなのも、青物を狙うのには良いですね。
(シングルフックの方が、針がしっかり貫通する)
こういうブレードがクルクル回るってキラキラアピールする系は、フィッシュイータならみんな大好きなアクションなんで、1個持っていたら結構活躍するんじゃないでしょうか?
人気で品薄なんでしょうかね?実店舗で買ったほうが安いかも。
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潮が動き出して海が活性化
ソゲを釣っているあいだに、あたりが完全に明るくなり、チャンスタイムは終了か、と思いきや、ガンガン潮が動き出しました。
すると、海面でベイトが何かに追われるように跳ねたり、見える範囲内にベイトが回遊してきたり…
めっちゃいい雰囲気です!
はるか遠くでナブラが発生
これはボーナスタイム到来の予感。
わずかな変化も見逃すまいと、周囲を見回しながらキャストを繰り返します。
高いけど、この偏光レンズのサングラス、段違いで水中がよく見える!愛用中です。
と、沖の潮目付近で待望のナブラが発生!
写真にとれているような、いないような
十数秒程度の短い時間&キャスト圏外でしたが、潮目がだんだんよってくるように流れています。
待っていればチャンスタイム到来かもしれません。
青物釣りは、このワクワク感がたまらん!
とどくか!?射程圏ギリギリにナブラ発生!
そしてとうとう…
待望のナブラが発生!
ただ、ナブラがまだ遠く、ルアーがとどくかとどかないかの微妙な距離。
とりあえずマキッパでは絶対にとどきません。
手持ちの中で最長の飛距離を期待できる、ギャロップアシスト40gにルアーチェンジします。
全力ロングキャスト
いまでこそルアーフィッシングばかりしていますが、もともとぼくは、回転投法までできるほどの投釣りガチ勢。
精密なピンポイントキャストこそ苦手ですが、オープンエリアのロングキャストなら、そこそこ自信があります。
目標のナブラはまだ遠く、とどくかどうか微妙なところ。
ひさびさに120%の本気を出します。
ロッドを持つ左手は、少しでも引きつける力を活かせるように、グリップエンドギリギリを持ちます。
ロッドの回転半径を少しでも大きくして遠心力をかせぐために、左肘を顔の前まで高く上げ、腕の振りだけではなく、体のひねりから発生するパワーを最大限利用するために、目標に背を向けるように斜に構えます。
ルアーの垂らしは長めに、リールの少し上ぐらい。
投げ方はスリークオーターのペンデュラムキャスト。
オーバーヘッドキャストよりもキャスト運動の回転半径を大きくできるので、よりルアーを加速させることができる投げ方です。
構えが定まったら、重心を後ろ足に移してルアーのテイクバックを開始します。
ルアーが振り子の頂点に達し、ロッドに最大限重さが乗ったと同時に左足をステップイン。
後ろ足で地面を蹴り、体軸を中心に足→膝→腰→肩と回転させ、野球の投手のように重心移動と体を回転する力をあますところなく連動させていきます。
そして、肩を回転させるのと同時に、キャストモーションに。
竿は振るのではなく「右手で押し出す」イメージ。
グリップを持つ左手は引きつけ、リールを持つ右手を押し出すようにすると、テコの原理で最大限竿にパワーを伝えることができるのです。
視線は目標のナブラの上斜め45°。
踏み込みの体重移動で発生させたパワーに、体のひねりを加え、テコの原理を使ってたわませたロッドのグリップから「ミシミシ」と音がします。
竿がバットまで完全にぶち曲がり、限界までたわんでいる音です。
最後は腕力、歯を食いしばり渾身の力を込めます。
ぬぉりゃ!
竿の反発力を活かし切るビタ止めのフォロースルー。そして完璧なリリースタイミング。
射出されたメタルジグは、斜め45°の角度で青空に吸い込まれて行きます。会心のキャストです。
いっけ~!
ナ・ブ・ラ・直・撃。
左右にずれるミスキャストなら、やり直しはできる。
飛距離が足りなかったのなら、ナブラが寄ってくるまでチャンスを伺えばいいだろう。
だが、直撃は、ダメだ。
メタルジグの直撃ミサイルを受けたナブラは、ものの見事に沈んでしましました。
泣けるぜ!
(注:ナブラの中にルアーを撃ち込んでしまうと、魚がびっくりして散ってしまうことがある。ナブラの向こう側にキャストして、ナブラを横切るようにルアーを引いてくるのが理想)
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まとめ
その後も射程圏内で何度かナブラの発生はあったものの、どれも数秒程度のごく短いナブラ。
回遊していたベイトの群れが小さかったせいかもしれませんね。
とはいえ、ベイトは入っていて、青物の回遊も確認できました。
ベイトさえ入っていれば、青物の回遊が無くても、ヒラメやシーバスだって狙えます。
ソゲ一匹の貧果でしたが、ベイトの回遊を目撃できたり、何回もナブラが発生したりと、非常にドキドキできる釣行でした。
ひさびさにやりましたが、こういう「なんでも狙えるルアー釣り」も非常に楽しい!再確認しました。
惜しかったので、リベンジするためにまた行こう!
ではまた!