がーくん水産~2号店~

阪神間在住の5才児の父による、近隣メインのフィッシング&キャンプなんかのアウトドアアクティビティを中心としたブログです。いろいろご縁がありまして兵庫県北部但馬地方推しになっています。雑多なブログですがよろしくお願いいたします。

ダイワの新型リール 23エアリティが気になる

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おはようございます。こんにちは。こんばんわ。

今週末(2月4日、5日)は、いよいよ3年ぶりのフィッシングショー大阪ですね。

みなさん参戦されますか?

ひさびさのフィッシングショーですし、ぼくは行く予定にしています。

楽しみです!

使うロッドやリール、ルアーの方向性が決まってきてしまっているし、十分お気に入りの道具に出会えているので、釣具に対する物欲が薄くなっている今日このごろなのですが、今回のフィッシングショーでは気になっているアイテムが1点あります。

それは...

ダイワの「23エアリティ」

AIRITYこの軽さ、革新的。この強さ、確信的。

(ダイワのHPより)

ライバルであるシマノの「23ヴァンキッシュ」に真っ向からぶつけてきたダイワの野心作、かつ新ブランドのリールです。

ぼくはシマノ製でも愛用しているリールはあるので、ダイワ原理主義者というわけではないのですが、それでもどちらかというとダイワ贔屓。

なので、ダイワが満を持してリリースするニューモデルである「エアリティ」が超気になっているのです。

エアリティとは

2023年にダイワが新たに打ち出してきたモデルのリールです。

価格帯としては、汎用リールの最上位機種である「イグジスト」と2番手の「セルテート」の間に入ってくるリールですね。

番手によって値段は変わってきますが、ダイワのHPでは63500円〜68000円になっています。

実店舗で販売を初めてたら価格は下がってくるかと思いますけどね。

イグジストがトータル性能が最強、セルテートが高剛性をウリにしていた間に入ってきた23エアリティは何をウリにしているのかというと

「軽量&タフネス」

イグジスト以外では今までなかったコンセプトですね

ダイワの自信と力のいれようがうかがえる

今年のシマノは、最上位機種の一個下で「軽量さ」をコンセプトにしている人気機種ヴァンキッシュのリニューアルモデルが出ます。

そこに、同じクラスの価格帯で、同じ軽量さコンセプトにした新モデルエアリティを、真っ向からぶつけて来るあたり、ダイワの本気度がうかがえます。

ダイワサイト内のエアリティのページもガチガチに作り込んでますしね。

www.daiwa.com

この、「ダイワVSシマノ」のバチバチ構造、釣りファンならワクワクしてきますよね。

完全に「オラ、ワクワクしてきたぞ」案件です。笑

ダイワ好きなんですが、ダイワのネーミングセンスってどうなん?w

つい先日まで、ダイワのHPにはルビアスエアリティっていうリールが掲載されていました。

今は何事もなかったかのようにWEB上から抹消されて、23年ニューモデルのエアリティに置き換わっています。

今回のエアリティは、ルビアスエアリティとは全然別物なくらい進化しているっぽいですけどね。

ダイワさんって、結構「ルビアスエアリティ」みたいなネーミングをされるんですよ。

どういうことかというと、下位機種のアップグレード版に名前をつける際に「下位機種のネーム+◯◯」みたいなネーミングをするんです。

具体例を上げると、現在HPから消えてしまっているんですが、お手頃価格なのに性能が良いダイワのショアジギングロッドにジグキャスターっていうモデルがありました。

で、それの上位互換機種の名前がジグキャスターMXだったんですよね。

いや、いまのダイワのショアジギ&サーフの外洋系のラインナップのネーミングだったら、まだ理解できるんですよ。

下位機種オーバーゼアのアップグレード版がオーバーゼア グランデだったり。

「グランデ」って響きだったら、なんかすごそうじゃないですか。

でも、「MX」って...

ぱっと見、なんのこっちゃわからなくないですか?

宗教上の理由で(笑)あまり持っていませんが、マーケティング的にはシマノ製品の方がわかりやすいんですよ。

例えば、シマノだとシーバス系の最上位機種のブランド名はエクスセンスとなっています。

で、シーバスモデルのコスパ版のブランド名はエクスセンスBBになっているんですよね。

つまり、コスパ版が上位機種のネームバリューにあやかる感じになっているんです。

ユーザー側としては、コスパが良くなった分、最上位機種ほどのテクノロジーは搭載されていないが、高い次元で値段以上の性能を有しているんじゃなかろうか、っていう印象を受けるネーミングになっていますよね。

上位機種の名前を借りることで高級感を感じつつ、値段的には手に取りやすいっていう、心理的にとっつきやすいモデルになっていると思うんですよ。

要するに「価格以上に得した気分になりやすい」みたいな。

なのに、ダイワは逆なんですよね。

「ジグキャスター」の上位モデルが「ジグキャスターMX」

上位互換機種が「廉価版の名前+◯◯」なんです。

別に性能を左右するわけでも無い、たかがネーミングなんですが、微妙に所有欲が削がれますよね。

例えば、ダイワのシーバスロッドの最上位機種「モアザン」が、中級機種+◯◯っていうネーミングで、「ラテオMX」だったらどうっすか? 多少なりとも買う気が失せません?

釣具は趣味の道具だからこそ、こんな些細な「所有感」がヘビーユーザーにとっては死活問題になる気がしますね。

23エアリティはセルテートを駆逐し、イグジストを食うかもしれない

シーバス業界では知らない人がいないレジェンド「村岡昌憲さん」のYou Tubeチャンネル「マサッチ釣りチャンネル」さんで、23年の横浜フィッシングショーに視察に行かれた動画が公開されています。

www.youtube.com

動画内でダイワブースに立ち寄るシーンがあり、そこで「23エアティティ」について説明をうけているシーンがあるのですが、その内容がなかなか衝撃的。

曰く

「超軽量モデルだけれも、剛性は現行セルテートと同等」

「搭載されているテクノロジーは、ほぼ最上位機種のイグジストと同等(マグシールド搭載のベアリングの数の差ぐらい)」

上位機種に取り入れたテクノロジーを使いつつ、最新の技術を詰め込んだモデルらしいんですね。

その結果、超軽量ながらも「高剛性」をウリにしたセルテートと同等の剛性を有しているらしいです。

じゃあ、剛性が同等なのに、軽さで負けてしまったセルテートをどう売っていくのかというと...

「さあ、どうしましょうw」

って言う、あっけらかんとした回答。笑

この、エアリティの開発コンセプトからすけて見える、ある意味商業ベースを無視してしまったような、「今持てるテクノロジーを、条件が許す限りぶっこんでやる」っていう開発陣のメッセージが超胸アツで、フィッシングショーで実物を触るのが超楽しみです。

まとめ

随所に見え隠れする

「軽さは正義」

「巻き出しの軽さと、低慣性はルアーフィッシングシーンに革命を持たらす」

っていうダイワのコンセプトが好き。

そこに、最上位機種に使われている性能を、惜しげもなくブチこむというダイワの男気。

大好きです。笑

とりあえず、今季一番気になる釣り具なので、フィッシングショーでくるくる回して体験できるのを楽しみにしています。

ではまた!