フィッシングショー大阪2023に行ってきました。
家族でフィッシングショー大阪に行ってきました。
— がーくん (@garkun484) 2023年2月4日
ルミカブースのお魚クイズとか、うきまろくんのお絵描き&巨大ガチャガチャイベントとか、子供も楽しめるイベントがたくさんで息子大喜び。
ジャングルジムブースでワッキーさんに会えて父も満足です。笑 pic.twitter.com/i3W6yZ97Fq
フィッシングショーはコロナ禍のせいで長らく実施されていなかったので、リアルのフィッシングショーは3年ぶりでしょうか?
ルミカブースではお魚クイズをやっていたり…
我が子も大好き「うきまろ」ブースでは、うきまろ塗り絵&巨大ガチャガチャイベントをやっていたりと…
子供も楽しめるイベントが盛りだくさん。
息子も楽しんでいました。
父もトークショーをチラ見したり楽しんだり...
愛竿「C3 shore8-1/2」の後継機種「W.o.r.C」を触ったりして(マイナーロッドなので、まさか実物を触れるとは思っていなかった!)楽しんでいました。
つか、櫻井釣漁具さん!探しても探してもC3売って無いんで買えないんですけど!笑
が、今回ぼくが一番気になっていたのはダイワの新リール「エアリティ」
シマノの23ヴァンキッシュに真っ向からぶつけてきましたからね。ダイワさんの本気度が伺えます。
ダイワブースにずらっとならんだエアリティは圧巻でした。
今回は23エアリティを実際にさわってきたので、どんなリールだったかをレポートしたいと思います。
- 持った瞬間にわかる軽さ
- リーリングの軽さと滑らかさ
- 巻きの軽さは異次元
- 軽さと強度の融合
- 強いのに軽いワケ1
- 強いのに軽いワケ2
- イグジストとエアリティの違いは?
- どこのベアリングが違うの?
- エアリティの特徴をまとめると
- まとめ
持った瞬間にわかる軽さ
まず、23エアリティの最大のウリの「軽さ」
手に取った瞬間に軽さにビビりました。
シーバスでよく使われる3000番のハイギアで、重量わずか175g。
とんでもない軽さです。
また、実際の重量が軽いだけではなくて、ボディの内部構造を低重心化させたことによって、ロッドにセットしたときの「持ち重りの軽さ」も非常に高いレベルになっているとのことでした。
リーリングの軽さと滑らかさ
リールを回してみると、巻きが非常に滑らか。
ステラのヌルヌルとしたリーリングの滑らかさとはまた違った「ダイワっぽい」リールの滑らかさでした。
あと、巻きの軽さがとてつもなかったです。
ローター周りの軽量化の効果なんでしょうが、リールの巻き始めや、ストップさせたときの重さをほとんど感じません。
このリールで「ストップ&ゴー」をしたら、狙ったところでビタ止めできそうです。
巻きの軽さは異次元
巻きの軽さは本当に異次元でした。
ダイワの人曰く「スカスカ」
凄いのにネガティブに聞こえますね。笑
ダイワリールの最高機種であるイグジストも、相当ハイレベルで巻き感が軽いリールなんですが、23エアリティは「イグジストよりも巻きが軽い」とのことでした。
秘密はハンドルの付け根に入っている、ドライブギアのベアリング。
イグジストはドライブギアにはマグシールドボールベアリングが使われているんですが、エアリティはオイルシールのベアリングが使われているらしいです。
マグシールドボールベアリングの方が防水性には優れるのですが、オイルシールのベアリングと比較すると、やや抵抗があるということ。
そのため、ドライブギアにオイルシールのベアリングを採用しているエアリティの方が、上位機種であるイグジストよりも巻きが軽くなっているらしいです。
ぼくはハイギアが好きなので、ハイギアのリールを重点的に触ってきましたが、巻き始めの軽さはとてもハイギアのリールとは思えないほどでした。
軽さと強度の融合
せっかくメーカーの人とお話できる機会だったので、エアリティについていくつか質問してみました。
Q:軽いのはわかりましたが、強度はどうなんですか?
A:セルテートと同等です。
は?
強度がウリのセルテートと、こんなに軽いエアリティの強度が一緒?
一瞬意味がわかりませんでした(笑)
どういうことかというと、エアリティにもセルテートと同様のテクノロジーが使用されているんですね。
継ぎ目のない「一体成型のモノコックボディ」
金属製の「フルメタルボディ」
パワーと耐久力がありながら滑らかな巻き心地を可能にする「タフデジギア」
などなど。
じゃあ、なぜ高強度で軽いのかと言うと、大きな理由が2つありまして…
強いのに軽いワケ1
ボディに使用されている金属が「マグネシウム合金」なのが1つ目の理由。
あと、よく見るとリールフット部分もちょっと肉抜きされてましたね。
セルテートのボディは「アルミ合金製」
エアリティのボディは「マグネシウム合金」なので、高い強度を維持しながらも軽量になっているワケですね。
強いのに軽いワケ2
フロントユニットに採用されている「エアドライブデザイン」が2つ目の理由。
詳しく書くととんでもなく長くなっていしまうので、かいつまんで説明しますが、従来よりも軽量なローターやベールが搭載せれています。
というか、エアリティのフロントユニット、ハイエンドモデルのイグジストに使われているテクノロジーをそのまんま乗っけちゃったみたいです。
ダイワさん、むちゃくちゃしてます。
そりゃ、巻き心地もスムーズで軽いわな
イグジストとエアリティの違いは?
先程の質問で、軽くて頑丈な秘密はわかりましたが、新たにもうひとつ気になることがでてきました。
曰く「エアリティには、イグジストのテクノロジーをそのまま乗っけちゃった」と。
となると、普通、こんな疑問が湧いてきますよね。
Q:じゃあ、イグジストとの違いは何ですか?
A:簡単に言うと、ベアリングが3つ違います
Q:ベアリング3つだけですか?
A:ベアリング3つだけでせす。
皆さん、最高級機種のイグジストとエアリティ、なんとベアリング3つしか実質違いが無いらしいです。
どこのベアリングが違うの?
1箇所目はスプール受けの部分。
ここがイグジストだとベアリングだけれども、エアリティはカラーになっているとのこと。
スプール受けは別にカラーでも性能は問題ありませんし、その気になれば簡単にベアリングに交換できる場所です。
2箇所目、3箇所目は先程書きましたが、ドライブギアの両端。
ここのベアリングが、非マグシールドのボールベアリングになっているとのこと。
そのために、イグジストは「完全防水」ですが、エアリティはイグジストほどの防水性能は有していない(とはいっても、実釣になんら問題の無い高レベルの防水機能はある)とのことでした。
ただ、ここがマグシールドじゃないおかげで、イグジストよりも巻き心地は軽くなっているという利点はあります。
エアリティの特徴をまとめると
と、いうわけで、質問してきた内容からエアリティの特徴をまとめると
という、とんでも無いリールだと言うことがわかりました。
そして、最後にこんな質問をしてみました。
Q:エアリティが軽くてこの強度なら、セルテートってどうなるんですか?
A:どうなるんでしょうね。ぼくもわかりませんw
Q:イグジストとエアリティ、どっちを選べばいいですか?
A:ぶちゃけイグジストってむっちゃ高価ですから、実釣面で考えたらエアリティで十分ですかね。
ダイワさん、ぶっちゃけ過ぎですw
まとめ
というわけで23エアリティは、
「セルテートを駆逐してイグジストを食ってしまう」リールだという結論にいたりました。笑
ダイワさん、さすがシマノの23バンキッシュにぶつけてきただけのことはあって、現状持てるテクノロジーを惜しげもなくブチこんだリールを発表してきましたね。これは使うのが楽しみです。
多分、そのうち買ってしまいそうな気がします。
「タックルの軽さがもたらす恩恵」については、また今度書いてみたいと思います。
というわけで、今回はこのへんで。
23エアリティ、Amazonではすでに予約が始まっていたので、気になる方はチェックしてみてください。
今回はこのへんで。
ではまた!