7月に兵庫県の日本海側にある奥さんの実家に帰省しておりまして。
じぃじとばぁばが我が息子と遊んでる隙に抜け出して、せっかくなんで釣りしてました。
あ、もちろん奥さん公認ですよ!笑
奥さんの実家周辺で釣りをしたことがなかったので、何が釣れるのか予備知識が全くない状態。
しかも事前のリサーチもあんまりせずに。笑
釣具は持っていっていましたが、本当に釣りする時間が確保できるかわからなかったですからね。
そんな、何が釣れるかわからないシチュエーションで、僕が持っていったルアーがBREADENのメタルマルでした。
ターゲットを選ばずに釣れるので、とりあえず何でもいいから魚が釣りたい!ってときには頼りになるルアーです。
- メタルマルってどんなルアー?
- 魚種限定解除ってどういうこと?
- メタルジグとどこが違うの?
- 一般的なスピンテールとどこが違うの?
- どんな使い方をしても釣れる
- 手持ちのロッドで使える重さ展開が魅力的
- 旅先でのちょい釣りにメタルマルがおすすめな理由
- まとめ
メタルマルってどんなルアー?
ブリーデンが販売しているメタルマル。
魚種限定解除を謳い文句にしていて、発売当初は品薄で入手が困難な人気ルアーでした。
今では割と普通に手に入ります。
最初は13gと19gの2種類の重さ展開でしたが、今では大きめの魚種に対応できる28gと、深場や流れが早い場所を狙える40gが追加されていますね。
ぶっちゃけ40gは使ったことが無いのでよくわからんです。笑
もともと、「エギングやってると、イカだけじゃなくて、たまに魚もアタックしてくるよね」っていうのがあって、ならエギを模したルアーを作ってみようとしてできた「ミニマル」っていうルアーがありまして。
それのメタル版って言うわけではないんでしょうが、ボディのカタチは完全にミニマルを意識して作られています。
ボディ形状にデザイン以上の、釣果につながる意味があるのかは知りませんが、とりあえずカワイイですよね。笑
魚種限定解除ってどういうこと?
特定の魚をターゲットにしたルアーじゃなくて、何でも狙って何でも釣ってみようってルアーです。
「青物向けルアー」
とか
「シーバス用ルアー」
とかじゃないんですね。
釣れる魚はなんでもターゲットっていうルアーです。
もともとはデカアジを想定して作ったルアーみたいなんですが、ターゲットを選ばないメタルジグと、大概の魚が反応するスピンテールを合体させたようなルアーなんで、そりゃあなんでも釣れるでしょうと。笑
カレー=うまい
とんかつ=うまい
カレー+とんかつ(カツカレー)=むちゃうまい
みたいなルアーですね。笑
小型青物から根魚まで狙うことができます。
ガチの釣り遠征とかじゃなくて「旅行ついでのプチ釣行」とか「帰省の隙間時間にちょっと釣り」みたいな事前情報も時間もなく、とりあえず何でもいいから釣りたい時に、何でも釣れるメタルマルはガチで頼りになる。さすがは魚種限定解除。
— がーくん (@garkun484) 2020年7月26日
ロッドはコアマンのバーサタイルデバイス80で。あざっす!! pic.twitter.com/Vxim44F3Yv
メタルジグとどこが違うの?
メタルジグっぽい外観をしていますが、テールにブレードがついています。
ブレードがくるくる回って、魚にアピールをするわけですね。
なので、メタルジグをシャクってアクションをつけるのが苦手な人でも、ただ巻きでオッケー。
最近では、ただ巻きでもアクションするメタルジグも増えてきましたけどね〜。
一般的なスピンテールとどこが違うの?
普通のスピンテールジグってこんな感じて、背中にアイがついています。
対して、メタルマルのアイはこの位置。
ルアーの先端についています。
ルアーの先端にアイがついている&メタルジグっぽいフォルムをしていることで、キャスト時の空気抵抗が最小限になって、スピンテールのくせにやたらと飛距離が出るんですね。
矢印が飛んで行く方向。背中にアイがあるから、ラインがたわんで空気抵抗が増す。
ラインアイが先端にある&細長いので、キャストしたときの空気抵抗が少ない。
じゃあ、なぜ普通のスピンテールは、キャスト時の空気抵抗が大きくなるにもかかわらず、ボディの背中にアイがついているかというと、背中にアイをつけないと、リトリーブ時のルアーの姿勢が崩れるから。
スピンテール系のルアーは、どうしてもブレードの回転する方向に反力が働くので、ブレードが回転する方向の反対側にボディが倒れようとする力が働くきます。
だから、ルアーの背中にアイをつけて、上方向にルアーを引っ張ってあげないと、ルアーの姿勢が崩れちゃうんですね。
シーバスなんかはルアーの姿勢を気にすることが多いので(個人的感想)ルアーの姿勢が倒れてしまうとあまり良くありません。
ただ、スピンテールジグのルアーとしてのキモは、ブレードが回転する波動と光の反射なんで、魚が高活性なときはボディーが寝てようがまっすぐになってようが関係ない、っていうシチュエーションて多々あるんですよね。
特に、青物系なんか、あんまり気にしてない気がする。
イメージですが。笑
あと、ボトムのリフトアンドフォールで釣る根魚系も、リトリーブ時の姿勢の問題はあまり関係ないかな。
なんで、ルアー先端にアイがあるっていうのは、従来のスピンテールジグに比べて、飛距離的なアドバンテージがかなりあります。
ただ、ルアーの先端にアイがあると、一般的な背中にアイがあるタイプのスピンテールジグに比べて浮き上がりやすいので、レンジキープしにくいですね。
そのへんを意識して使うと吉かも。
どんな使い方をしても釣れる
とは言え、メタルマルって許容するアクションの懐が本当に深いんですよね。
なので、よっぽどおかしな使い方をしない限り、魚が釣れてくれます。
ただ巻きでOK 。ブレードがしっかり回転してアピールします。
そしてメタルジグみたいに、ジャカジャカシャクってもしっかり釣れてくれます。
普通メタルジグについていないブレードのアクションが、魅力的みたいですね。
限られたシチュエーションで真価を発揮するルアーっていうのも面白いですが、
誰がどんな使い方をしてもそこそこ釣れる
っていう使いやすさが人気の秘密だったりするんでしょうね〜。
手持ちのロッドで使える重さ展開が魅力的
13g、19g、28gあたりの重さって、かなりロッドを選ばないんですよね。
シーバスロッドはもちろん、例えば13gなら強めのメバルロッドなんかでも十分扱える重さですし、19gとかはエギングロッドでドンピシャじゃないですかね。
釣行の本命はメバルやイカだったとしても、本命を外したときや、突然の小型青物のナブラ発生!みたいなよくあるシチュエーションの対策に、ルアーボックスに忍ばせておくのに最適なルアーです。
旅先でのちょい釣りにメタルマルがおすすめな理由
ガチの釣り遠征なら何が釣れるかを下調べして、それに合わせて準備をするじゃないですか。
もっと言うと、狙いたいターゲットありきで行き先を決めますし。
ただ、
「旅行のついで」
とか
「帰省のついで」
となると、どのタイミングで釣りに抜け出せるかもわかりませんし、そもそも何が狙えるかもわからない。
しかも、そもそもが釣り目的じゃないので、そんなに大量のタックルを持っていくこともできない。
となると、手持ちのロッドで扱えて、そこにいる魚なら、大概どんな魚種でも狙えるメタルマルっていうのはかなり重宝するんですよね。
まとめ
メタルマルをおすすめする理由をまとめときます
- 青物から根魚まで、様々な魚種を狙えるルアー
- 使うロッドを選ばないので、他の釣りついでにも使える
- 使うアクションを選ばないので、ただ巻きでも使えるし、メタルジグ的にも使える
みなさんも、旅先や、他の釣りの合間のちょい釣りのお供にメタルマル、いかがですか?